次世代撮影スタジオ「FACTORY ANZEN STUDIO」オープン
新しい時代の撮影スタジオとして、次世代の「FACTORY ANZEN STUDIO」がオープンしました。このスタジオは、映像制作における多様なニーズに応えるために設計されており、特に統合制作に対応したスタジオとして注目されています。大きく分けてBLUE studio(176坪)とRED studio(154坪)の2つのスタジオがあり、同じ日に大量の素材を撮影することが可能です。ここにより、従来の美術セットを使ったTVCM撮影や、グリーンバックでの撮影、さらにグラフィックやデジタルコンテンツ制作まで、多岐にわたるプロジェクトに柔軟に対応できます。
バーチャルプロダクションへの対応
RED studioには、最先端の撮影手法であるバーチャルプロダクションに対応した高精細の大型LEDディスプレイが設置されています。このスタジオでは、仮想空間と実際の被写体を同時に撮影することができる最新の技術が活用されます。今後はこのスタジオでバーチャルプロダクションをはじめとする革新的な撮影手法の開発を進め、業界をリードしていくことを目指しています。また、RED studioはメタバース制作と連携することも計画されており、さらなる技術革新が期待されています。
サステナビリティへの取り組み
「FACTORY ANZEN STUDIO」は、環境への配慮も重要視しています。開業時より、電力使用における温室効果ガスの排出量ゼロを達成し、再生可能エネルギーの利用を推進しています。さらに、今年の夏からは太陽光発電システムを稼働させ、持続可能なスタジオとしての確立を図っています。また、独自に開発した「Carbon Calculator for Movie Production」を導入し、映像制作におけるCO2排出量を可視化。これにより、環境への負荷を軽減する新たなワークフローの提案を行います。最終的には、スタジオ全体でサーキュラーエコノミーを推進し、2025年にはリサイクル率90%、その後100%達成を目指していきます。
Well-beingな空間作り
さらに、スタジオのポリシーには「OUR CREATIVE FACTORY」が掲げられており、働く人々にとって心地よい環境を提供することにも重点を置いています。この新しいスタジオは多面的なデジタルワークフローの研究開発拠点として、顧客企業のコミュニケーション活動を支援し、貢献していくことを目指しています。
次世代のクリエイティビティを融合させた「FACTORY ANZEN STUDIO」。その活動は映像制作業界、さらには社会全体に新たな変革をもたらすでしょう。興味がある方はぜひ、詳細情報をチェックしてみてください。お問い合わせは、スタジオ部までどうぞ。
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