ミナカ小田原
2020-11-30 14:00:05
小田原駅東口に誕生した新たな商業施設「ミナカ小田原」
小田原駅東口に誕生した新たな商業施設「ミナカ小田原」
2020年12月4日、小田原駅東口に「ミナカ小田原」という複合商業施設が開業しました。このプロジェクトは、万葉倶楽部株式会社による小田原市の再開発事業の一環であり、地域に新しい人の流れを生むことを目指しています。
施設の概要
「ミナカ小田原」は、地上14階、地下1階から成るタワー棟と4階建ての「小田原新城下町」からなる施設です。敷地面積は5639.7㎡、延床面積は31419.4㎡と広大で、最高高さは54.6mに達します。事業費は約140億円という大規模なもので、57の店舗が入居しており、小田原と西湘地域の地元店舗が中心を占めています。
コンセプトと愛称
「みなか」とは古語で「真ん中」を意味し、この施設が小田原の中心として多くの人々と出会う場であることを願った名前です。万葉集にある富士山の意味も含んでおり、令和の新しい時代を象徴する施設と位置づけられています。
施設の特徴
タワー棟
このタワー棟には、図書館や子育て支援センター、企業主導型保育施設、健診クリニックなど多機能な施設があります。特に最上階には展望足湯庭園が設置され、小田原市街を一望できる贅沢な空間です。また、ホテルやコンベンション機能も併設されており、様々なニーズに対応しています。
小田原新城下町
「小田原新城下町」は、江戸時代の小田原宿を再現した商業エリアで、地元の特産品や人気のお土産店が並びます。その中に、宿泊施設も用意されており、観光客にとっては小田原の魅力を感じることができるスポットとなっています。
入居店舗の紹介
「ミナカ小田原」に入居している店舗は多岐にわたり、地元の名物料理やスイーツが楽しめる店が揃っています。例えば、ちぼりスイーツファクトリーでは地元の柑橘を使用した焼き菓子や特製ソフトクリームが味わえ、城下町ぷりんではユニークなプリンの提供があります。さらに、地魚を使った料理を提供する「小田原みなと食堂」や、体に優しい和食を楽しめる「金目鯛とくぞう」など、地元の味を楽しむことができます。
地域への影響
「ミナカ小田原」の開業は、地域に新しい活力をもたらすことが期待されています。地元住民や観光客に新たな交流の場を提供し、賑わいを生み出す中心地として機能していくでしょう。このような複合商業施設の成功は、小田原の魅力を引き出し、街全体の活性化につながると考えられます。
「ミナカ小田原」は、次世代の小田原の発展を支える重要な拠点として注目を集めるでしょう。事業の大規模化と多様化は、地域社会にとっての新たな可能性の扉を開いています。今後の成長に期待がかかります。
会社情報
- 会社名
-
万葉倶楽部株式会社
- 住所
- 神奈川県小田原市栄町1-14-48 ジャンボーナックビル8F
- 電話番号
-
0465-22-6665