霞ヶ浦キャビアの挑戦
2025-01-07 17:17:27

霞ヶ浦キャビアが織りなす 茨城県桜川市の新たな地方創生の挑戦

霞ヶ浦キャビアが織りなす地域の挑戦



茨城県桜川市は、その自然の豊かさを生かした農業の新たな可能性を模索しています。有限会社つくばチョウザメ産業(代表取締役:白田正男)が手掛ける「霞ヶ浦キャビア」は、地域経済を活性化させるための重要なプロジェクトとして注目されています。特に今回、2024年12月26日からクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて支援を募る運びとなりました。

高品質な国産キャビアの誕生



「霞ヶ浦キャビア」は、筑波山の清らかな伏流水を使って育まれたチョウザメの卵を、フレンチ名店「Chez Inno(シェ・イノ)」の古賀純二総料理長が監修したキャビアです。日本国内の豊かな自然環境が生み出すこのキャビアは、食材としての可能性を広げ、グルメの間でも高く評価されています。このプロジェクトを通じて、農家にも新たな副収入の道を提供し、地域の未来へつながる希望を見出しています。

課題と地元の未来を守る取り組み



しかし、地域の挑戦には困難がつきものです。2010年に始まったチョウザメ養殖は、東日本大震災や新型コロナウイルスの影響によって、販路の縮小や数々の試練に直面してきました。その中でも、2024年3月に発生した約3時間半にわたる停電による約1,500尾のチョウザメの死は、事業に多大な損害をもたらしました。これにより、890万円に上る被害が生じ、経営への影響は甚大です。

このような事態を受け、非常用電気設備の導入が急務であると認識されていますが、そのための資金調達が今後の大きな課題です。地域の未来を支えるためには、新しい挑戦を進めなければなりません。

持続可能な農業と地域経済の育成



「霞ヶ浦キャビア」は、単なるキャビアの養殖にとどまらず、アクアポニックスによる無農薬野菜の栽培や、チョウザメの肉を用いた高タンパク食品の開発にも力を入れています。これにより、水の再利用が自然環境に配慮し、地域の経済を多角的に支える仕組みが築かれています。 キュウリやバジルなどの野菜たちは、キャビアの養殖に使われた水で育ち、浄化装置の役割を果たすことで、投資効果も高まります。

豊かな地域文化を継承し続ける



桜川市はかつて「西の吉野、東の桜川」とも称される桜の名所として知られていますが、近年、農家の高齢化や後継者不足が進行し、地域の魅力が失われる危機に直面しています。この危機を乗り越えるため、先代の酒井幸宏氏の理念を受け継ぎ、農家の副収入源としてチョウザメ養殖を推進しています。

クラウドファンディングでの支援のお願い



今回のクラウドファンディングでは、支援者にはさまざまなリターンが用意されています。例えば、フレンチシェフ監修の「霞ヶ浦キャビア」10gをお試しできるリターンや、養殖場見学と古民家ランチの体験、さらにはチョウザメオーナー制度など多彩な内容が展開されています。

地域と共に育む挑戦に参加することで、未来の農業と地域を支える一員になれることを期待しています。

会社情報



有限会社つくばチョウザメ産業は2010年設立で、茨城県桜川市でキャビアの養殖と販売を行っています。今後も、地域に根ざした持続可能な農業モデルを追求し続けます。


この挑戦に参加し、地域の未来を共に築き上げていきましょう!


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会社情報

会社名
有限会社つくばチョウザメ産業
住所
茨城県桜川市真壁町酒寄1152-1
電話番号
0296-49-6500

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