宇陀市での新たな学びのカタチ
奈良県宇陀市にて、2025年6月、地域をテーマにしたプログラミング講座「Vol.1Minecraftプログラム」が実施されました。このプログラムは、REDEE株式会社が主催し、子どもたちを対象として行われました。
地域探究とデジタル技術
この講座では、まずマインクラフトの基本操作について学ぶことから始まりました。参加した子どもたちは、「宇陀市とはどんな場所か?」や「自分が考える“宇陀らしさ”は何か?」という質問に対して自ら考え、インターネットで情報を集める探究活動が行われました。
子どもたちは、自らの手で情報を収集し、リサーチを通じて歴史ある古民家や自然豊かな山並みなど、宇陀市の魅力を深く理解することができました。その結果、得た知識をもとに自分ならではの宇陀市らしい建物をマインクラフトでプログラミングし、創造的な表現を楽しみました。
ミニ発表会での成果発表
講座の各回は2日間にわたり、その2日目にはミニ発表会が行われました。参加者の子どもたちは、自分が作成した作品についてのプレゼンテーションを行い、他の参加者の発表にも興味を持って耳を傾けていました。この発表会は、子どもたちの自信を育む素晴らしい機会となりました。
地域教育の未来を見据えて
REDEE株式会社は「地域の魅力を、デジタルで再発見する」をテーマに掲げ、全国各地で地域探究型のプログラムを展開しています。この取り組みを通じて、地域への愛着や誇りを育み、ICTスキルを楽しく身につけることができたのです。
プログラムの運営は宇陀市の商工産業課が行い、参加者は各回10名の小中学生という少人数制を採用しました。これにより、一人ひとりに寄り添った指導が可能になったのです。
REDEEのビジョン
REDEE株式会社は、2023年に設立された企業で、地域課題の解決や人材育成を目的に、今後もデジタル教育を推進していくとしています。「楽しく学べる未来のまちづくり」を実現するため、地域と協力しながら積極的な活動を続けてまいります。
これからの子どもたちが自分の住む地域を深く理解し、未来を創造する力を身につける姿に期待が高まります。