東京システムハウスとシースリーレーヴがBIツール開発で業務提携を発表

東京システムハウスとシースリーレーヴによる新たなBIツールの開発



2023年、東京システムハウス株式会社とシースリーレーヴ株式会社が協業を開始しました。両社は、ノーコードツールであるBubbleを活用し、既存のCOBOL資産を基にしたBIツールの提供を目指しています。これは、企業が抱えるデータの活用におけるニーズに応える新たな試みです。

企業のニーズに応える


最近、特に製造業界では、汎用機の供給や保守の終了、エンジニア不足によりシステムの刷新を求める企業が増加しています。この背景には、膨大なCOBOL資産を持ちながらも、新しい環境での情報活用が進まないという現状があります。そこで、東京システムハウスは、これまでの実績をもとに、よりオープンなプラットフォームへと移行するサポートを行います。

東京システムハウスの強み


東京システムハウスは、1995年から「MMS(メインフレームマイグレーションサービス)」を提供しており、その中で250件以上のマイグレーション実績を持っています。COBOL資産のオープン化を進める中で、社内のデータを効果的に可視化する方法を提供しています。実績に裏打ちされた技術力を駆使し、これまでのCOBOLアプリケーションを新たな環境へと移行しています。

シースリーレーヴのノーコード開発


シースリーレーヴは、Bubbleなどのノーコード・ローコードツールを用いて、企業の様々なニーズに対応した開発を行っています。特にBubble開発においては国内最大級の実績を誇り、短納期かつ高品質な開発を実現しています。これにより、企業は迅速にシステムを構築できる利点があります。

進化したBIツールの提供へ


本協業では、東京システムハウスのメインフレーム技術とシースリーレーヴのノーコード開発技術を融合させ、COBOL資産とノーコードツールを連携させた新たなBIツールを提供します。このプロジェクトによって、企業は膨大なデータをリアルタイムで可視化し、効果的に活用できるようになります。オープン化されたデータを基にしたBIツールは、企業の経営判断の質を高める重要な役割を果たすことでしょう。

まとめ


東京システムハウスとシースリーレーヴの協業は、BIツール開発やデータ利活用の新たな局面を切り開くものです。これにより、企業は持っているCOBOL資産を活かしながら、最新の技術を用いてデータ活用を推進できる可能性が広がります。今後の展開に期待が寄せられています。

会社情報

会社名
東京システムハウス株式会社
住所
東京都品川区西五反田8-4-13五反田JPビルディング6階
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。