Table to Farmが築く新たなフードシステム
会員制スーパーマーケット「Table to Farm」は、持続可能な食文化を未来に繋げるための新しいフードシステムを提唱しています。この会社が展開する食材は、わずか0.1%しか流通していない「素の味」を追求しています。ここでは、Table to Farmがどのようにして食材を選び、選定基準をどのように設けているのかを詳しく見ていきましょう。
「素の味」とは?
「素の味」とは、土と水、自然な農法で育てられた農作物や、微生物の力を活かした伝統的な発酵食品、そしてその土地特有の在来種の野菜などから成る、自然が生み出す共通したおいしさを指します。食材の味や風味は人間の好みを超え、日常の中で忘れがちな自然の感覚を呼び覚ますものです。この「素の味」の基準には、Table to Farmが独自に定めた厳しい選定基準があります。
選定プロセス
Table to Farmの選定基準は、11ヶ月をかけて整えられます。具体的には以下のステップを踏んでいます。
1.
多角的な調査(3ヶ月)
「素の味」を生み出すための自然環境や歴史など、広範囲な情報を集めます。 これにより、どこに「素」が潜んでいるかを見つけ出します。
2.
試食(3ヶ月)
20~30種類の食材を取り寄せ、毎週5〜6時間かけて食べ比べを行います。「おいしさ」を実際に体験し、飽きが来ないかもチェックします。
3.
生産者との対話(3ヶ月)
試食後、良いと感じた生産者に対し、繁忙期を考慮しながら訪問し、直接コミュニケーションを図ります。 これは、食材の背後にあるストーリーを理解するための重要なステップです。
100%自然の食材
Table to Farmの提供する食材には、添加物や遺伝子組み換え素材は一切含まれていません。すべての食品について原材料や製造工程、栽培方法を確認し、100%自然に基づいた食品のみが「素の味」として認められます。また、生産者との直接的なコミュニケーションを大切にしており、透明性を確保しています。 これにより、消費者も安心して購入できる品質が保証されています。
カテゴリーごとの選定基準
具体的には、以下のようなカテゴリーで厳格な基準を設けています:
- - 米・野菜・果物:すべて自然栽培または有機栽培。
- - 卵・肉:平飼い、放牧飼育。
- - 魚:天然もののみ。
- - 調味料:天然醸造のものに限る。
これにより、Table to Farmはただの食材提供に留まらず、持続可能な食文化の構築をサポートする役割を果たしています。
結び
Table to Farmは、食べる人がその背景を知り、つくる現場とつながる新たな食の仕組みを目指しています。入会金や協力金が、食文化を広げ、生産者との共同プロジェクトへとつながっていく仕組みも注目です。食卓に並ぶ「素の味」は、消費者と生産者が共に育てる未来の産物となることでしょう。
今後もTable to Farmの活動に注目し、私たちの食文化がどのように発展していくのかを見守っていきたいと思います。