びわ湖大津プリンスホテルの「ヘキセンハウス」展示
滋賀県大津市に位置するびわ湖大津プリンスホテルでは、2024年12月1日から25日まで、特別なイベントが行われます。この期間中、ホテルのロビーには学生たちが手掛けた「ヘキセンハウス(お菓子の家)」が展示され、来館者を迎えます。制作を担当したのは、滋賀短期大学生活学科の19名の学生たち。彼らは教授の指導のもと、デザインから制作までを一手に引き受けました。
この「ヘキセンハウス」は、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する魔女の家をモチーフにしたお菓子のミニチュアハウスです。ずっしりとしたお菓子の素材が使用され、その魅力的なデザインとともに、ホテルロビーをクリスマスの雰囲気で彩ります。毎年、この取り組みは多くの人々に愛され、今回で12年目を迎えます。
テーマは「動物たちのスポーツ大会」
今回のヘキセンハウスは、2025年に滋賀県で開催される大規模なスポーツイベントにちなんで、「動物たちのスポーツ大会」をテーマに制作されました。物語の舞台は雪が降り積もる動物島。どこか温かみのある雰囲気の中で、動物たちがクリスマスの準備を進めながら、歓喜に満ち溢れた様子が表現されています。
この動物たちの島では、待ちきれない様子で体力をつけるために走り回っている動物たちや、少し疲れた様子で休んでいる姿が見受けられます。そんな賑やかな光景は、冬の寒さを忘れさせるほどの活気を与えることでしょう。温かい明かりに包まれる家々の中で、動物たちのクリスマスがどのように展開されるのか、その想像を掻き立てられます。
ヘキセンハウスの制作概要
ヘキセンハウスのサイズは、約180㎝の幅に90㎝の奥行き、そして60㎝の高さを誇ります。制作には、バター4㎏、砂糖18㎏、玉子3㎏、小麦粉10㎏、マジパン6㎏、スパイス100g、はちみつ500gといった食材が使用されています。これだけの量の材料を使い、どのように形となっていくのか、学生たちにとっては非常に貴重な経験となるでしょう。
この取り組みは学生たちにとって、産学連携の重要性を学ぶ良い機会であり、社会貢献活動への参加も支援されています。びわ湖大津プリンスホテルは、今後も学生が積極的に関与できる場を提供し続けることを約束しています。
見学について
「ヘキセンハウス」は、ホテルのロビーにて自由に見学可能です。クリスマスの特別な時期にぜひ、賑やかな動物たちのスポーツ大会をテーマにしたお菓子の世界を楽しんでみませんか?この機会に、学生たちの手による素晴らしい作品を直接目にすることができます。