ブティック系コンサルファームカオスマップ2024の発表
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社が、2024年版の「ブティック系コンサルファームカオスマップ」を公開しました。このカオスマップは、戦略やデジタルトランスフォーメーション(DX)などのテーマを扱うコンサルティングファームに着目し、業界の現状を示すものとして注目されています。
ブティック系コンサルファームの増加
近年、コンサルティング業界は急速に発展しており、それに伴いブティック系コンサルファームの設立が相次いでいます。特に2020年以降は、この傾向が顕著になっています。このような背景を受け、「カオスマップ2024」では新たに8社を加え、合計45社のコンサルファームを掲載することにしました。これにより、ますます多様化するコンサルティング市場の全貌を把握することが可能となります。
カオスマップの特徴と内容
「ブティック系コンサルファームカオスマップ」では、各社を創業年と資本金に基づいて整理しています。資本金は設立から10年以上経っても1,000万から3,000万の範囲に留まる企業が存在する一方で、比較的新しい企業では資本金が高い傾向が見受けられます。特に2020年以降に設立されたファームが多いことは、業界の変化と活性化を示しています。
クライアント側から見れば、選択肢が広がるものの、適切なパートナーを選ぶことがますます難しくなっているのも事実です。また、一部の既存ブティックファームは統合や提携を促進し、スケールメリットを追求し始めています。
代表者の経歴と業界動向
2024年版では、掲載されたファームの代表者についても意識を向けています。大手コンサルティングファーム出身の代表者が最も多く、全体の31社に当たります。SIer(システムインテグレーター)出身者は3社、他には食品や金融、M&Aなど異業種出身者も同様に3社在籍しており、約8社は経歴不明となっています。代表者の背景は、企業が提供するサービスの特徴や強みに大きく影響を及ぼすことが多いことから、今後のビジネス展開にも注目が集まります。
コンサル業界メディアの役割
また、コダワリ・ビジネス・コンサルティングは、メディア「コンサルのあんなこと、こんなこと」を通じて、最新ニュースやトレンドを発信し続けています。このメディアは、業界研究や転職を考える方や自社でコンサルティングサービスを利用したいと考える方々にとって、有益な情報源となっています。
まとめ
「ブティック系コンサルファームカオスマップ2024」は、業界の最新状況を知る上で貴重な資料となることでしょう。選択肢が増える一方で、適切なファームとの連携が求められる中、企業の実態を多角的に把握することがますます重要になっています。興味のある方はぜひ、カオスマップをチェックしてみてください。
詳細は公式ウェブサイトでご確認ください:
コダワリ・ビジネス・コンサルティング