農業6次産業化プロデューサー育成講座、大阪で開講！パソナグループが人材育成を支援

農業の未来を担う人材育成――パソナグループが大阪で6次産業化プロデューサー育成講座を開講

日本の農業を取り巻く現状は厳しい。高齢化、人口減少、耕作放棄地の拡大など、多くの課題が山積している。こうした状況を打破するため、政府や地方自治体は6次産業化の推進に力を入れている。生産から加工、流通・販売までを一貫して行うことで、農業の付加価値を高め、持続可能な農業を実現しようという取り組みだ。

この6次産業化を担う人材育成にいち早く取り組んできたのが、パソナグループである。2003年から農業分野での雇用創出を目指し、新規就農者や農業経営者の育成に尽力、これまでに13,000名以上の農業人材育成実績を持つ。

そして今回、パソナグループは、国家認定制度である『食の6次産業化プロデューサー（レベル3）』の受験資格取得のための研修講座を、大阪本社にて4月8日より開講する。この国家認定制度は、内閣府が推進するもので、農業の6次産業化を牽引する人材育成を目的としている。

レベル3取得を目指す実践的カリキュラム

本講座は、食の6次産業化プロデューサーのレベル3取得を目指した、実践的なカリキュラムとなっている。レベル3は、一人前のプロとして活躍できるレベルとされており、本講座では、そのレベルに到達するために必要な知識とスキルを習得できる。

講師陣は、農林漁業の第一線で活躍するベテランたち。市場状況、食品加工・流通、事業計画作成、コンサルティング手法など、幅広い分野を網羅した内容となっている。座学だけでなく、ケーススタディ、グループワーク、現場視察、さらには農作業実習など、多様な手法を用いて実践的なスキル習得を支援する。

約52時間にわたる20日間の集中講義の後、書類審査を経て、晴れて『食の6次産業化プロデューサー（レベル3）』として認定される。

農業の活性化、そして未来への貢献

パソナグループは、本講座を通じて育成された人材を、成長を目指す農業法人などにマッチングさせることで、農業法人の競争力向上、ひいては農業市場の活性化に貢献したいと考えている。単なる人材育成にとどまらず、日本の農業全体を活性化させることを目指す、大きな取り組みと言えるだろう。

講座の内容は、食品加工、商品開発、マーケティング、事業計画の作成、経営診断など多岐に渡る。農業コンサルタントを目指したり、農業への参入を検討している企業担当者などにも最適な内容となっている。

講座概要

開催期間: 4月8日（水）～5月30日（土）
内容: 食の6次産業化プロデューサー育成講座（全20日間、約52時間）
対象: 農業コンサルタント希望者、農業参入を考える企業担当者など
料金: 12.6万円（レベル1～3受講者）、9.8万円（レベル1～2受講者）、5.5万円（レベル1受講者）
定員: 25名
講師: 農業分野の第一線で活躍する農業生産法人、農業関係者など
* 会場: パソナグループビル（大阪市中央区淡路町4-2-15）他

本講座への申し込みは、パソナ農援隊のHPまたはメールにて受け付けている。日本の農業の未来を担う人材を育成する、この貴重な機会をぜひお見逃しなく。