株式会社東京が三菱地所グループに参入、エレベーター広告業界に新たな風を吹き込む

株式会社東京、三菱地所へのジョインを発表

株式会社東京（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：羅悠鴻）は、三菱地所株式会社（本社：東京都千代田区、執行役社長：中島篤）との間で株式譲渡契約を締結し、三菱地所の子会社となることを発表しました。この新たな組織体制は、エレベーターメディア「GRAND」の運営において、さらなる成長と発展を促すことが期待されています。

株式会社東京の提供するサービス

当社が展開する「GRAND」は、エレベーターメディアというユニークな広告手法であり、特にビジネスパーソンをターゲットにしています。マスメディアの劣化により、認知広告の出稿面数が減少しているなかで、このメディアの重要性が高まっています。企業向けのソリューションとして、認知拡大やターゲット誘引を実現し、質と量ともに優れた商談機会を提供しています。

東京が提供する「GRAND」は、ビルの管理者がウェブコンソールを介して放映内容を一括で管理できるシステムを導入しており、迅速かつ柔軟な運用が可能です。これにより、ESG（環境・社会・ガバナンス）施策を実施する企業にも最適な媒体となるでしょう。

三菱地所とのシナジー

三菱地所は、広告価値の高いエリアである大手町・丸の内・有楽町を中心に多くの不動産を保有しています。株式会社東京は過去にマイノリティ出資を受けており、2019年以来、両社で共同経営するspacemotion株式会社を通じてエレベーターメディアの展開に注力してきました。今回の株式譲渡により、双方のリソースを最大限に活用し、成長を加速させることが期待されます。

エレベーターメディアの未来

この新たなグループ体制により、エレベーターメディア分野での競争力が高まります。両社が持つ知見や顧客基盤を活用し、50億円を超える追加出資を行うことで、専用ハードウェアの新開発やお客様のニーズに合わせたメディアソリューションの提供が行われる見込みです。株式会社東京は「70年ぶりのマスメディアをつくる」というビジョンのもと、さらなるメディアの普及を推進していきます。