SHEINが実施した「2025年グローバル・サーキュラリティ調査」
ファッション&ライフスタイルのグローバルオンラインブランド、SHEINは、2025年を見据えた「2025年グローバル・サーキュラリティ調査」を発表しました。この調査は、日本を含む世界21地域の15,461人が対象で、消費者の衣料品購入行動やサステナビリティに対する意識を探る内容となっています。
購入時の実用性が重視される傾向
調査によると、オンラインで衣料品を購入する際、多くの消費者が実用性を重視していることがわかりました。日本のSHEIN利用者は、特に「サイズの適合性」(90.5%)や「価格が妥当であること」(87.9%)、日常生活や変化するニーズへの適合性(80.9%)を重要視しています。この実用性重視の傾向は、世界全体のデータとも一致しています。
衣類の長期使用意識
日本国内では、購入した衣類を複数回着用することが一般的で、主要なファッションアイテムにおいても多くの消費者が長く愛用しています。特に「フィット感」(85.5%)と「着心地」(83.5%)が、衣服を長く持ち続ける決め手として挙げられています。
衣類リサイクルに対するニーズ
サステナブルな衣類の定義を巡る意見に地域差が見られ、日本の消費者は「環境配慮素材」を重視し、世界的には「耐久性」に関心が寄せられていることがわかりました。さらに、衣類のリサイクル参加者が求める要素には、「利便性」と「特典」が含まれ、これに応える形でSHEINは新たな古着交換キャンペーン『#SHEIN Again』を実施します。
『#SHEIN Again』キャンペーンの詳細
このキャンペーンは、2026年4月1日から4月7日まで東京・原宿の「SHEIN TOKYO」で開催予定です。消費者は不要になったSHEIN製品を持ち込むことで、等価の商品と交換できる仕組みです。この取り組みを通じて、手軽に再利用を促すことが目指されています。
開始以来、累計で9,343人が参加し、約8,900kgの衣料品が回収され、その収益はミャンマーやベトナムでの支援活動に役立てられるとのことです。
知識と環境整備の必要性
調査では、日本における衣類の補修率が世界平均を下回り、補修を行うための「スキルや知識」の不足や、手軽に利用できる補修サービスの不足が課題として浮き彫りになりました。これにより、衣料品の持続可能な利用を促進するためには、消費者が補修やリサイクル参加に込められる利便性を高める必要があります。
SHEINの今後の取り組み
SHEINは今後も、調査結果を踏まえて消費者のニーズに応えつつ、手軽で価値あるリユース活動を促すための施策を強化していく方針です。ファッションの未来を見据えたSHEINの取り組みが、どのように環境を意識した消費行動を育てていくのか、引き続き注目していきたいですね。