CEATEC 2025での産総研の取り組み
2025年10月、幕張メッセで開催される国内最大級のデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2025」に、産業技術総合研究所(産総研)が出展します。産総研は、量子技術の発展に向けて積極的に活動を進めており、特に量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)の設立は、その中心的な取り組みの一つです。
出展概要
産総研のブース(1H325)では、量子技術に関連する様々な展示を行い、来場者に最新の研究成果や技術を紹介します。特に、量子コンピュータの実用化に向けた研究環境や装置、実際にどのように社会課題の解決に寄与するのかを示すユースケースなどが注目のポイントです。また、未来社会の展望をビジュアルで表現することで、来場者に量子技術がどのように私たちの生活に溶け込むのかを伝えます。
コンファレンス「量子技術の産業化に向けた産総研G-QuATの取り組み」
さらに、特設ブース内では、10月16日(木)15時から「量子技術の産業化に向けた産総研G-QuATの取り組み」をテーマにしたコンファレンスが開催されます。登壇者にはG-QuATのセンター長である益 一哉氏、副センター長の堀部 雅弘氏が名を連ね、台湾の元デジタル担当大臣オードリー・タン氏をゲストとして迎え入れます。彼らは、テクノロジーが社会に与える影響について、グローバルな視点から語る予定です。
この対談形式のセッションでは、AI翻訳にも対応しているため、国際的な参加者も安心して聴講できます。
事前登録と詳細
参加希望者は、事前登録が必要ですので、公式サイトから事前申し込みをお忘れなく。当日は質疑応答も予定されていますが、担当者との個別の質疑は16時30分から17時の間に産総研のブースで行うことができます。
このように、CEATEC 2025は量子技術の産業化や社会実装に向けた重要なプラットフォームとなることが期待されています。技術に興味がある方や、ビジネスチャンスを探っている方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!
CEATEC 2025概要
- - 日時:2025年10月14日(火)〜17日(金)
- - 会場:幕張メッセ
- - 主催:一般社団法人 電子情報技術産業協会
- - 公式サイト:CEATEC 公式サイト