日本とアメリカ、二つの国で築かれる住まいの未来
大和ハウス工業株式会社が、米国における賃貸住宅開発を新たなステージへと進めています。2026年2月上旬には、テキサス州セリーナに414戸を有する賃貸住宅プロジェクト「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」の開発が始まります。この新しい不動産開発は、米国の大手賃貸住宅開発会社であるアライアンス・レジデンシャル社との共同事業です。
スマイルゾーンでのビジョン
アライアンス・レジデンシャル社は、「スマイルゾーン」と呼ばれる米国の東部、南部、西部を結ぶ地域で活発に事業を展開しています。特に、このエリアでは人口の増加が顕著で、賃貸住宅ニーズの底堅い需要が続いています。大和ハウスは、同社との提携を通じて、両社の企業文化が融合し、多様な案件の中から品質の高いプロジェクトを選定できるメリットがあります。
414戸の大規模な賃貸住宅プロジェクト
プロジェクト「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」は、総戸数414戸で、木造の3階建てまたは4階建ての住棟8棟から構成されます。70㎡台から100㎡台の住戸が提供され、特に金融、IT、防衛関連企業で働くミレニアル世代やZ世代をターゲットにしています。これまで賃貸住宅市場は堅調に成長しており、特に高騰する住宅価格の影響で、戸建住宅が手が届きにくい世代にとっての住まいの選択肢として注目されています。
この住宅プロジェクトには入居者専用のプール、ジム、会議室、BBQコーナー、ゲームルームなど、充実した共用施設が計画されており、住人同士の交流を促進する環境が整えられています。
テキサス州セリーナの魅力
テキサス州セリーナは全米で最も人口の増加が著しい地域の一つです。特に、ダラス・フォートワース都市圏との結びつきが強く、経済成長も期待されています。その一因として、高速道路の延伸があり、今後の発展がますます楽しみです。これに伴い、商業施設へのアクセスが良好な立地での住宅開発は将来的に大きな価値を持つとされています。
安定した収益の確保に向けた戦略
大和ハウスは米国における収益基盤の安定性を確保するため、賃貸住宅市場への参入を決定しました。戸建住宅事業の需要は経済や金利に左右されやすく、長期的な不安定性が懸念されますが、賃貸住宅の開発によってリスク分散を図ります。また、グループ内の各社による共同出資やノウハウの共有により、より効率的な開発体制を構築していく方針です。
テキサス州セリーナにおける「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」は、未来の住宅モデルを体現するプロジェクトとなることでしょう。これにより、日系企業がアメリカ市場で更なる影響力を持つことを期待しています。今後の進展から目が離せません!
物件概要
- - 名称: プロウズ・オウンズビー・ファームズ
- - 所在地: アメリカ合衆国テキサス州セリーナ
- - 総戸数: 414戸(8棟)(1ベッドルーム258戸、2ベッドルーム156戸)
- - 総事業費: 約170億円
- - 敷地面積: 65,154 m²
- - 住戸面積: 40,265 m²
- - 構造: 木造(地上3階建てまたは4階建て)
- - 着工: 2026年2月上旬
- - 竣工予定: 2028年1月
- - 予定賃料: 約20万円~30万円超(月額)