顧客満足度1位の「ドクターナウ」が全国無料薬配送を開始
2024年8月1日、東京都で発表された新たな取り組みとして、顧客満足度1位のオンライン診療と薬配送サービス「ドクターナウ」が、オンラインデリバリーアプリの「Uber Eats」との提携を発表しました。この契約により、ドクターナウは日本全国で、薬の配送を「無料」で行うことが可能になります。
ドクターナウは風邪から薄毛治療薬、さらにはED治療薬やアフターピルなど、幅広い医療ニーズに対応したサービスを提供しており、特に忙しい現代人や病院を訪れるのが恥ずかしいと感じる人々に支持されています。今回の提携により、Uber Directを通じて、全国47都道府県で医師の診療を受けた後、Uber Eatsの配達パートナーが即時に薬をお届けすることが実現いたします。
無料化の目的と社名発表の背景
ドクターナウは7月16日にオンライン診療の利用料を無料にすることを発表したばかりで、その流れを受けての今回の薬配送無料化の取り組みとなります。この政策は、両社の契約が正式に結ばれたことにより、日本のオンライン診療の普及を促進し、社会的・経済的な弱者への支援を目指すものです。
実際、他のオンライン診療サービスでは最大1100円以上の薬配送料を請求されていますが、ドクターナウはその点で革新的な手法を採用しています。たとえば、A社が最大1050円、B社が1090円という金額を消費者に請求するのに対して、ドクターナウは全く追加の負担を求めていません。
顧客への満足感を第一に
ドクターナウのCXマネージャー、大塚萌子氏は、「薬の即時配達による圧倒的な満足感、それがオンライン診療の核心体験だ」と述べています。診療から薬の配送までの全過程を1時間以内に完了させるサービスを提供するのは、ドクターナウだけです。全国への薬配送料金無料キャンペーンは、利用者にとって金銭的負担を感じさせぬよう工夫されています。
医療産業全体への影響
この「3つの無料政策」として知られている、薬配送料無償化、オンライン診療利用料無償化、提携クリニック及び薬局の初期費用や月額利用料無償化は、ドクターナウが目指す医療業界の活性化にとって重要な基盤となります。また、Uber Eatsとの連携は、安心安全な薬品配送ガイドラインの策定にもつながり、医療デジタルトランスフォーメーションの重要な一歩を踏み出すことが期待されています。
配送禁止品目について
ただし、配送にはいくつかの禁止品目があります。品質保持のために特に注意が必要な薬物や、速やかに投与する必要がある薬、さらには麻薬や毒薬など流通に厳格な管理が必要な物品は配送できません。さらに、一回の配送注文で患者に請求される金額が20万円を超える薬剤も配送不可です。
まとめ
「ドクターナウ」は、オンライン診療と薬配送サービスの新たな形を提案する存在として、顧客のニーズに応えると共に、社会的な問題の解決にも寄与しようとしています。この新しいサービスは、日本の医療アクセスの向上に寄与することが期待されており、今後の展開にも注目が集まります。無料配送の概念を取り込むことで、医療業界だけでなく、B2Cアプリサービス全般にわたる影響を及ぼすことでしょう。