元旅館「叶ヤ」とは
2025-06-02 11:46:50

築100年の元旅館が地域文化の拠点「叶ヤ」として再生へ

福島県西会津町の新たな文化拠点「叶ヤ」



2025年6月29日、福島県西会津町に最小文化複合施設「叶ヤ」がオープンします。この施設は、築100年を超える元旅館「叶屋」を改修して再生したもので、地域の人々や移住者が集まる新たな拠点として期待されています。

元旅館の再生


「叶ヤ」は、かつて旅館として利用されていた建物をリノベーションしたもので、共用の居住空間や喫茶店、ショップ、ギャラリーという4つの機能を兼ね備えています。長年の空き家状態を経て、地域の文化や歴史を活かしつつ、新たな価値を創出することを目指すプロジェクトです。この施設の特徴は、解体をせず未来へ繋げる改修が施されていること。また、プロジェクトチームには当地で活躍する1級建築士事務所「合同会社あすの舎 あしたのアーキテクツ」が関わり、地域の職人や移住者たちが一丸となって手をかけてきました。

シェアハウスの風景


オープン時には、旧旅館の客室を振り分けて設計されたシェアハウスも異なる魅力を提供します。現代的なリノベーションが施され、手作業で仕上げた空間は、訪れる人々を温かく迎え入れます。住み手は地域のつながりを求める移住者や地域住民との交流の場として、この施設を活用できるのです。

注目の喫茶店「POSSIBLE COFFEE」


「叶ヤ」の一部として開業する喫茶店「POSSIBLE COFFEE」は、元・地域おこし協力隊の長橋美咲さんがオーナーを務めます。和紙をつくる技術を活かした店内で自家焙煎のコーヒーやオリジナルメニューを提供します。メニューには地元ならではの素材を使用した惣菜や酒のつまみも並ぶため、地域の食文化を体験できる場所となるでしょう。

地元との連携


叶ヤでは、町民個展や国内外のアーティストによる企画展といったイベントの開催も計画されています。このように、地域の文化と外部のアートシーンが交わる場作りを通じて、町の活性化を目指しています。

グランドオープンイベントの詳細


グランドオープン当日は、飲食物の販売や設計者、喫茶店オーナーのトークイベント、さらにライブパフォーマンスなどさまざまなアクティビティが予定されています。訪れる人々にとって多様な体験ができる機会となることでしょう。日付は2025年6月29日で、参加費もリーズナブルに設定されています。事前に申し込みが必要ですが、様々な出会いや発見が待つイベントとなるに違いありません。

まとめ


「叶ヤ」は、地域資源を最大限に活用した新たな価値やコミュニティを育む場所として、今後ますます注目されていくことでしょう。西会津町に歴史を刻む「叶ヤ」という文化拠点が、地域の未来を明るくする希望の象徴となることを願っています。


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会社情報

会社名
合同会社あすの舎
住所
福島県耶麻郡西会津町上野尻字下沖ノ原2639-1
電話番号

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