日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)の快挙
日本ビジネスシステムズ株式会社、通称JBSは、2025年度の「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」において、3つの部門で受賞しました。受賞は「Dynamics 365 Service」「Low Code Application Development」「Converged Communication」という各分野で、JBSの技術力と顧客密着型のビジネスモデルが高く評価された結果です。
この賞は、日本マイクロソフトが主催し、マイクロソフトのパートナーネットワークに参加する企業に与えられるもので、55の異なる分野が対象です。受賞歴を更新したJBSは、2013年から毎年この栄誉を獲得し続けており、今回は特に新たに「ローコードアプリ開発」での受賞が注目されています。
JBSの受賞の背景
JBSが成功を収める要因の一つは、顧客との伴走関係を重視した成果です。独立系ベンダーとして、JBSは顧客のニーズに寄り添い、共同で価値を創造する姿勢が評価されています。特に、企業のクラウド化支援や、ユーザーID基盤を通じた高付加価値ソリューションの提供によって、顧客のビジネス成長に寄与しています。
今回の受賞は、特に以下の3つのポイントに基づいています。
1. Dynamics 365 Service
この部門では、業務プロセスの統合と標準化を実現するために、マイクロソフトの技術と業界知見を活かしています。JBSは、AIを駆使することにより、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推奨し、新たな価値を生み出しています。特に、学生管理システム(SRM)の構築プロジェクトが評価され、教育業界での業務の効率化を実現しました。
2. Low Code Application Development
製造業及び金融業界での深いビジネス知見を基に、JBSは「市民開発」を促進し、AIエージェントを利用した支援を行いました。これにより、業務効率の向上と持続可能な成果の創出に寄与し、顧客との密接な連携がこの受賞を後押ししました。
3. Converged Communication
電話や会議システムのDXにおいて、JBSは「Connex Module」により、クラウド化を実現しました。Microsoft Teamsを中心に、企業の働き方改革及び生産性向上に貢献しています。また、定期的にセミナーを開催し、システムの活用促進に努めています。
今後の展望
JBSの代表取締役社長、牧田幸弘氏は、今回の受賞をきっかけに、さらに多くの顧客に対して価値を提供することに努めると述べています。今後もJBSは、業界特化の業務アプリやクラウドソリューションの開発を手がけ、デジタルトランスフォーメーションを推進するITパートナーとして邁進します。
日本マイクロソフトも、JBSの今後の成長を支援すると表明しています。さらなる業界知見の深化と、技術革新を通じて、顧客のビジネス成長に貢献することが期待されています。
会社概要
日本ビジネスシステムズ(JBS)は、1990年に設立され、東京都港区に本社を置く企業で、メインビジネスはクラウドソリューションのコンサルティング及び提供です。社員数は2025年9月30日現在で2,839名。
今回の三冠受賞は、JBSが業界に与える影響を示す重要な事例となりました。今後の活躍が大いに期待されます。