飛騨高山手筒花火、厄払いを願う特別な夜
岐阜県高山市で毎年恒例の「飛騨高山手筒花火」が、2024年8月9日(金)に開催されます。この行事は厄払いを目的としており、特に「厄の日」とされるこの日にちなんで行われます。打ち上げられる花火は、竹筒に仕込まれたものを市民が手で持ち、火の粉を浴びながら空高く打ち上げます。
花火の迫力と楽しさ
昨年も大変好評を博したこの花火大会。飛騨高山手筒組が主催し、火の粉を浴びる勇壮な姿が印象的です。約180本の手筒花火が次々に打ち上げられ、観客はその迫力に圧倒されることでしょう。打ち上げの最後には、大きな爆音とともに花火が夜空を彩ります。
このイベントの特徴は、打ち上げの前に行われる安全祈願祭です。参加者たちは、櫻山八幡宮で無事を祈り、その後「きやり唄」を唄いながら提灯を持ってパレードを行います。この道行きもまた、特別な雰囲気を醸し出しています。
アクセスと注意点
飛騨高山手筒花火は、宮川の宮前橋から不動橋付近で行われます。開会時間は19時30分から20時30分までの約1時間。この時間帯にはあらかじめ会場に着いて、混雑を避けることをおすすめします。
最寄りの高山駅からは徒歩15分ほどですので、簡単にアクセス可能です。また、お問い合わせは飛騨高山サマーフェスティバル推進協議会まで。電話番号は0577-32-0380です。観光の際には、高山市役所観光課への連絡も活用してください。
参加して厄払いの願いを
飛騨高山手筒花火は、ただの花火大会とは一線を画す特別なイベントです。今年の夏、ぜひ現地でその迫力や美しさを感じてみてください。見る者も、打ち上げる者も共に厄払いを願って、夜空に描かれる花火の美しい光を楽しみましょう。高山市が誇るこの伝統行事は、あなたにとっても貴重な思い出になることでしょう。
特別な夜を、みんなで過ごしませんか?