株式会社コミットコーポレーションが「オレンジリボン運動」に10年間の継続的協賛
愛媛県松山市に本社を置く株式会社コミットコーポレーションは、認定NPO法人 児童虐待防止全国ネットワークが主催する「子ども虐待防止オレンジリボン運動」の公式ポスターデザインコンテスト2025に協賛し、特別賞「コミットコーポレーション賞」を受賞した冨尾美紀さんに授与したことを発表しました。この協賛は、同社が長年続けてきた社会貢献活動の一環であり、子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを目指すものです。
コミットコーポレーションの取り組み
株式会社コミットコーポレーションは、妊娠や出産に携わることから家族の絆の重要性を認識しており、これまでに行ってきた「BABYSTORY」事業を通じて、親と子どもが幸福な家庭を築くことに寄与しています。この理念はオレンジリボン運動の目的とも重なっており、同社は10年前からこの活動を支援し続けてきました。
社長の森松直木氏は、「企業の社会貢献活動は多くありますが、継続的に同じテーマに取り組むことは貴重です。私たちの活動を通じて、子どもたちが虐待のない環境で育つ社会を築くことができると信じています」と語り、この10年間の支援の重要性を強調しました。
冨尾美紀さんの受賞作品
今回の「コミットコーポレーション賞」を受賞した冨尾美紀さんは、親と子どもが幸せな時間を過ごす様子を描いた作品を制作しました。彼女は自身の経歴からも、デザイン系専門学校を卒業後、グラフィックデザイナーとしての経験を積んできた実績があります。この作品制作にあたって、冨尾さんは虐待の問題に心を痛めており、彼女の作品が児童虐待撲滅に繋がることを願って応募したと述べています。
華やかな色調のオレンジリボンは、優しい親子の姿と共に描かれており、見る人に温かい気持ちを伝えることを目指したそうです。
10年の継続支援がもたらす影響
2013年に初めてこの運動に参加して以来、コミットコーポレーションは年々支援を増し、特に2017年以降は毎年のように寄付を行ってきました。社長の森松氏は、児童虐待相談件数が2013年から現在にかけて急増している現状を痛感しており、「この問題への取り組みが、他の企業や団体にも波及効果を与えればと思います」としています。
この10年間の継続的な支援を通じて、家庭の絆を育むための意識を広め、社会全体が子どもたちや家族の幸福に向き合う環境を作ることを目指しています。
終わりに
今後も株式会社コミットコーポレーションは、家族の絆を深め、幸せな社会の実現に向けて努力を続ける意向です。社会貢献を通じて、多くの子どもたちが心豊かな時間を過ごせる未来を築くため、誠実に活動していくことでしょう。参加した皆の思いが込められたこの運動が、より多くの人々に届くことを期待しています。