宮城県大崎市に、全国で2例目となる公設公営の日本語学校「大崎市立おおさき日本語学校」が開校しました。同校は、業務の効率化と質の高い学生サービスの整備を目的に、株式会社OneTerraceが販売する国際学生管理システム「WSDB」を導入することを決定しました。
WSDBは、日本語教育機関に通う留学生の在籍管理を専門に行うシステムで、現在、全国約4.5万人の留学生の在籍管理に利用されています。同校では、WSDBの導入により、留学生の在留資格の申請・管理業務、在籍管理、出席管理、成績管理、アルバイト管理などの業務効率化を実現し、来年度4月から入学する留学生がWSDBの無償スマホアプリを使用することで、学生の学習環境整備を目指しています。
大崎市立おおさき日本語学校は、公営公設の日本語学校として、業務経験のない留学生の在留資格管理業務や、効率化のためにどのようなシステムを導入するかという課題に直面していました。WSDBは、これらの課題を解決するための機能と、190校の教育機関にご利用いただいている実績を備えており、同校のニーズに最適なソリューションであると判断されました。
WSDBは、日本語教育機関の入学前から卒業までに必要な流れがすべて網羅されており、日本語教育機関のことを理解しているサポートがついています。そのため、開校前や新規校から導入する学校も多く、学校の事務と教務の業務をシステムを通して具体的かつ効率的に行うことが期待されています。
WSDBは、学校教職員が利用するWebクラウドを核とし、無償の学生用スマートフォンアプリで各学生に学習状況を印刷することなくフィードバックすることで、業務効率化とコスト削減、自立学習への意識づけを行えるなどのメリットを提供します。また、申請以外に出入国管理局に提出する書類についても、日々の入力項目を適切に使い資料を作成することで、大幅に資料作成コストを削減できます。さらに、WSDBはガバメントクラウドに認定されているさくらクラウドを利用しISO27001等を取得しているため、セキュリティ面も業界他社製品より優れています。
株式会社OneTerrace事業部長兼EduTechJapan株式会社代表取締役井上智之氏は、「大崎市立おおさき日本語学校様とのこのたびの契約は、国際学生管理システムWSDBの高い価値と取組みをご評価いただいた結果です。今後すべての日本語教育機関が、認定日本語教育機関として認定し直しが必要となる中、大崎市立おおさき日本語学校様を始めとする日本語教育機関様の発展に貢献していきます。」とコメントしています。