コネヒトとフレーベル館が創造的なワークショップを実施
2025年3月6日、コネヒト株式会社と株式会社フレーベル館が共催する「絵本を使った相互理解ワークショップ」がオンラインで開催されました。このワークショップでは、従業員間のコミュニケーションの質を高めることを目的とし、特にフラットな対話と相互理解の重要性に焦点を当てました。
背景:従業員のWell-Beingの重要性
近年、多くの企業がワークライフバランスを促進するための施策を導入していますが、組織内での従業員同士の相互理解とコミュニケーションの強化が求められる背景があります。単に制度を整えるだけではなく、個人の価値観や多様な働き方を尊重し、互いに理解し合う土壌を築くことが重要です。これに伴い、コネヒトはフレーベル館と協力し、絵本を通じて従業員の対話を促進する新しい試みを行いました。
ワークショップの具体的な内容
このワークショップでは、フレーベル館が販売する絵本を使用し、以下のようなセッションを実施しました。
1. 絵本『じゃない!』の活用
この絵本を通じて、参加者は自分の持つ「思い込み」に気づくワークを行いました。イラストが想像力をかき立て、自由な発想を共有することで、フラットな対話を実現しました。
2. 『カエルのおでかけ』を使用した視点の拡張
前半は、この絵本に関する二つの問いに対する意見を出し合うセッションがありました。グループの異なる視点や意見に触れることで、参加者は他者の視点に立つ貴重な体験をしました。
3. 共同で続編を考えるプロセス
次に、各グループごとに『カエルのおでかけ』の続編を創作するワークショップを行いました。このセッションでは、参加者が互いのアイデアを尊重しながら共同の物語を創り出すプロセスが重要視され、相互理解が深まりました。
4. 全体シェアと振り返り
最後には、各グループが考えた続編を発表し合い、成し遂げた成果を共有しました。参加者は「業務外の対話がコミュニケーションに役立つ」との認識を深め、多様な価値観の理解が進んだことを実感しました。
アンケート結果と参加者の反響
ワークショップ終了後、参加者を対象に実施したアンケートでは、91%の参加者が満足度を示し、90%が職場で活かせる内容であったと回答しました。参加者からは「絵本を通じた自由な発想が新鮮」「異なる価値観の交流を通じて思い込みに気づけた」などの感想が寄せられ、イベントの成果が実感されています。
結論と今後の展望
このワークショップは、従業員間における信頼関係の構築や気づきの発見が、今後のコミュニケーションの基盤として期待されています。コネヒトとフレーベル館の協業がもたらしたこの新たな試みは、今後も多くの企業において“相互理解”の重要性を認識させる契機となるでしょう。
コネヒトは子育てコミュニティアプリ「ママリ」を運営しており、ライフイベントにおける意思決定をサポートしています。
フレーベル館は「アンパンマン」等の児童書を出版し、子どもたちの健やかな育ちを支える事業を展開しています。