地産地消ビールの新展開
2026-02-26 12:54:22

麹菌を活用した新たな地産地消型クラフトビールの展望

地産地消型クラフトビールの未来



日本のビール市場は今、大きな変革を迎えています。その中心にいるのが、株式会社ビオックと株式会社協同商事、通称COEDOビールが手を組んだ新たな地産地消型クラフトビールの開発です。これは、まさに環境に優しく、地域の特性を活かしたビール製造の新たなモデルを提案するものです。

共創プロジェクトの背景



日本国内のビール用麦芽の94%以上が海外から輸入されている現状。そのため、国内のクラフトビール製造業者は、地域で生産された大麦を利用する「地産地消」を実現することが非常に困難です。この課題を解決するためにビオックが提唱するのが、麹菌の技術を活用した新しい糖化プロセスの開発です。

このプロジェクトは、「酵素を活用した糖化技術の確立による地産クラフトビール開発」と名付けられました。麹菌に含まれる酵素を使うことで、大麦デンプンを小規模な生産でも効率的に糖化することができる技術の研究が進められています。

ビオックの社長、村井裕一郎氏は「今回のプロジェクトを通じて、地域の大麦を有効に活用し、国内のクラフトビール市場に新しい風を吹き込むことを目指しています」と話します。これにより、国際物流の混乱や為替変動の影響を受けにくい、安定したビール供給を実現することが期待されています。

具体的な取り組みと成果



具体的には、麹菌を使った新しい製造プロセスを導入し、大麦を地域生産で供給できる環境を整えることが目指されています。実際に、地域で栽培された大麦を使用したビールを製造するための感度の高い方法論が検討されています。

この取り組みは、既に2026年の3月に埼玉県の「渋沢MIX」で行われる最終成果発表会でも取り上げられる予定です。特に注目されるのが、このプロジェクトの協業先であるCOEDOビールとの共創により、実際の醸造工程で新たな技術をどのように活用するかです。

渋沢MIXが支えるイノベーション



「渋沢MIX」は、埼玉県のイノベーション創出拠点として、地域企業と全国企業のマッチングを促進し、新たなビジネスを生み出すプラットフォームです。ここでは、さまざまな共創プロジェクトの成果が発表されますが、特にビオックとCOEDOのプロジェクトは、地域振興だけでなく、持続可能なビール製造のモデルとしても大きな注目を集めています。

イベントは2026年3月6日(金)から7日(土)にかけて、さいたまスーパーアリーナで行われます。一般参加が無料で、様々な企業の成功事例を見ることができる貴重な機会となるでしょう。

未来への期待



ビオックとCOEDOビールの共同プロジェクトは、ただのビール製造にとどまらず、地域の農業、経済、さらには環境問題にも寄与するその可能性を秘めています。これからのビール市場における新たな流れを先取りするために、その成果に注目が集まる中、私たちもその動向を見逃すことができません。地域に根ざしたクラフトビールが、私たちにどのような新しい体験を提供してくれるのか、期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社ビオック
住所
愛知県豊橋市牟呂町内田111-1
電話番号
0532-31-9204

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。