自治体向けネットワークセキュリティ強化ソリューションの登場
NSDビジネスイノベーション(NBI)とジェイズ・コミュニケーションが共同で、自治体の情報システム強靭性向上を目指したネットワークセキュリティソリューションの提供を開始しました。この新しいソリューションは、「eTransporter」と「SCVX 仮想ブラウザ」を連携させることで、自治体職員に向けて安全なインターネット環境の構築を実現します。
概要
NBIは10月19日に、自治体向けに特化した「eTransporter 庁内ネットワーク間ファイル転送パック」および「ファイル無害化機能」の提供を発表しました。これに続き、ジェイズ・コミュニケーションの「SCVX 仮想ブラウザ」を組み合わせることにより、セキュアな環境でのインターネットアクセスが可能になります。
この連携により、自治体職員は次の利点を享受できます:
1.
分離されたネットワーク間の安全なファイルの受け渡し
2.
ファイルの無害化プロセス
3.
安定したリモートブラウザ環境を利用したインターネットアクセス
これらの機能によって、自治体職員は外部の脅威を気にすることなく、効率的に業務を行うことができるようになります。
ファイル無害化の詳細
無害化機能には、次の技術が含まれています:
- - ウィルスとマルウェアの検知
- - Officeファイルに含まれるマクロの除去
- - 画像やPDFファイルに含まれるスクリプトの除去
この無害化プロセスは、ファイルが外部から悪意ある攻撃を受けるリスクを大幅に軽減します。
企業のコメント
ジェイズ・コミュニケーションの代表である愛須康之氏は、NBIの「eTransporter」と「SCVX 仮想ブラウザ」の連携によって、安全性が大幅に向上すると述べています。彼はこの協業によって、自治体情報システムの強靭性を支援することが重要だと強調しています。さらに、金融機関や医療機関向けのセキュリティ対策としても、今後は市場展開を行っていく計画です。
今後もNBIとジェイズ・コミュニケーションは協業を進め、お客様にとって価値あるセキュリティソリューションを提供していく意向です。
お問い合わせ
この新しいソリューションに関する詳しい情報は、以下のリンクからご確認いただけます。
安全で効率的な自治体業務を実現するこのソリューションの導入によって、デジタル社会におけるセキュリティが一層強化されることが期待されます。