デフフットサルの星、山本典城監督が横浜で栄誉を受ける
先日、横浜で開催された第59回新春スポーツ人の集いにおいて、ケイアイスター不動産株式会社の山本典城監督が「優秀指導者賞」を受賞しました。この表彰は、公益社団法人横浜市スポーツ協会によって行われ、山本監督のデフフットサル女子日本代表としての貢献が大いに讃えられました。
代表としての成果
山本監督は、2024年の冬季デフリンピック競技大会において、デフフットサル女子日本代表監督としての役割を果たし、4位入賞を達成しました。その実績が今回の受賞につながったのです。彼の指導の下、チームは数々の大会で素晴らしい成果を収めており、特に2019年の女子デフフットサルアジア大会での優勝や、2023年の女子デフフットサル世界大会での初優勝は特筆に値します。
山本監督のプロフィール
- - 名前: 山本 典城(やまもと よしき)
- - 競技: デフフットサル・デフサッカー監督
- - 主な戦績:
- 2013年:デフフットサル女子日本代表監督就任
- 2019年:デフフットサルアジア大会優勝
- 2023年:デフフットサル世界大会初優勝、最優秀監督賞受賞
- 2024年:冬季デフリンピック競技大会5位入賞
山本監督は、2020年にケイアイスター不動産に入社し、以来デフスポーツの普及と選手育成に尽力してきました。彼の情熱と努力が多くの選手たちに影響を与え、さらなる高みを目指すべく挑戦を続けています。
受賞の喜びと未来への抱負
受賞を受けて、山本監督は「このように表彰いただけることは、デフリンピックやデフスポーツ、また私たちの活動を知ってくださる方々が増えてきている証だ」とコメントしました。彼は、パラスポーツの認知向上に向けて今後も活動を続ける意向を示し、具体的には2025年のデフフットサルW杯や東京デフリンピックでの成功を目指しています。
新春横浜スポーツ人の集いとは
このイベントは、横浜市で優れた成績を収めた選手やチーム、スポーツ振興に貢献した団体を表彰するものです。参加者約1200名が集まり、スポーツを通じての交流や親睦を深めることが目的です。この集いを通じて、横浜のスポーツ振興が進むことが期待されています。
ケイアイチャレンジドアスリートチーム
ケイアイチャレンジドアスリートチームは、「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念に掲げ、障がいを乗り越えつつ高みを目指すパラアスリート集団として2019年に発足しました。現在、9名のアスリートが多様な競技で活動し、パラスポーツの認知を広めるための啓蒙活動にも取り組んでいます。
彼らの活動は単なる競技を超え、地域社会や様々な関係者との連携を強化し、パラスポーツの魅力を発信する役割を果たしています。
まとめ
山本監督の受賞は、デフフットサル及びデフスポーツ全般の普及への道を照らす明るいニュースです。彼のもとで数えきれない挑戦が続き、多くの選手たちがその恩恵を受けています。これからも山本監督とケイアイチャレンジドアスリートチームの活躍に、ぜひ注目をしていきましょう。