株式会社TENHOは、2023年に設立された若いスタートアップ企業で、生成AIの導入支援や研修事業を主軸にした活動を展開しています。この度、TENHOは日本最大級のオープンイノベーション拠点である「STATION Ai」への入居が決定し、2024年12月1日から新たなスタートを切ります。今回の発表は、TENHOにとって大きな意味を持つものです。
STATION Aiとは?
STATION Aiは、愛知県名古屋市に位置し、ソフトバンクの子会社であるSTATION Ai株式会社が運営しています。2018年から「Aichi-Startup戦略」の一環として設立され、2024年10月1日に本格的に業務を開始しました。オープンイノベーションを推進し、様々な企業やスタートアップが集まり、協力することで新たな価値を創出する場が提供されています。
施設自体は地上7階建てで、延べ床面積は23,613㎡と広大なスペースを持ち、これまでにないスタートアップ支援環境が整えられています。TENHOの入居により、同社が提供する生成AI技術がさらに多くの企業や自治体に広がることが期待されています。
TENHOのビジョンとミッション
TENHOの代表取締役、田村允氏は、AIを用いて人々の時間の使い方を再定義し、効率化や創造的な活用を推進していくことを目指しています。TENHOの企業理念に基づき、「1日24時間」の制約を超えて、新しい時間の価値を見出すことを目指しています。この「時間主義」というビジョンは、全ての人が束縛から解放され、豊かで自由な生活を追求することを可能にします。
「私自身、愛知県出身であるため、STATION Aiへの入居を非常に嬉しく感じています。この機会を通じて、地元企業や自治体との連携を強化し、共に成長していきたいと思っています」と田村氏は語ります。
TENHOの事業内容
TENHOは、「GENEサイクル」と呼ばれる独自のフレームワークを導入し、企業の継続的な成長をサポートしています。具体的には、以下の3つの事業を展開しています:
1. 生成AI導入支援・研修事業
2. 生成AIアプリケーション開発事業
3. 生成AIメディア「AI OTAKU」
これらの事業を通じて、TENHOは様々な業界が直面する課題を解決するためのカスタマイズされたAIソリューションを提供し、顧客ビジネスの成長を促進します。また、地域社会の発展にも寄与することを目指しています。
まとめ
TENHOの入居により、STATION Ai内での生成AI活用が進むことで、地域社会や経済の発展が期待されています。TENHOは今後も、AIによる社会の変革をリードしながら、持続可能で豊かな社会の実現を目指して活動していくことでしょう。今日はその第一歩を踏み出す日となりました。