真狩村とステラーグリーンの連携協定
北海道真狩村(村長:岩原 清一)と、森林カーボンクレジットの生成を支援する株式会社ステラーグリーン(代表:中村 彰徳)は、2025年9月30日に「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」を締結しました。この協定は、地域の森林資源の可視化と価値化を推進し、持続可能なまちづくりを実現するものです。
連携協定の目的
この協定を通じて、真狩村とステラーグリーンは以下の取り組みを進めていく予定です。
- - 脱炭素社会の実現に向けた施策の実施
- - 森林カーボンクレジットの創出に関する実証事業の推進
- - 持続可能な一次産業の発展
- - 地域資源の活用及びその関連事業の拡充
- - その他地域の活性化に向けた活動
取り組みの背景
真狩村はこれまで、「まっかりエコオフィスプラン」や「第2次真狩村地球温暖化対策実行計画」を策定するなど、温室効果ガスの排出削減に力を注いできました。また、2022年度には「第3次真狩村地球温暖化対策実行計画」を発表し、2050年までに温室効果ガスの実質排出をゼロにする目標を掲げています。今回の協定締結は、これらの取り組みを進展させ、地域の自然資本を最大限に活かすための大きな一歩となります。
村長のコメント
真狩村長の岩原氏は、羊蹄山の豊かな水源に恵まれたこの村の環境を守るため、森林管理に特別な思いを持っています。「株式会社ステラーグリーンとの連携により、さらなるカーボンニュートラル実現へ向けての取り組みが進められることを嬉しく思います」とコメントしています。
ステラーグリーンの見解
ステラーグリーンの中村氏は、カーボンクレジットの創出を通じて真狩村の地域資源の活用を進め、「持続可能なまちづくりに寄与する」ことを目指していると述べました。これにより、真狩村及び北海道におけるカーボンニュートラル実現に向けたビジョンを持ち続け、具体的な活動を展開していく意向を示しました。
真狩村の魅力
真狩村は、北海道虻田郡に位置し、羊蹄山の南側に広がる自然豊かな地域です。清冽な水資源と農業が栄え、多くの観光客を惹きつけています。特に「まっかり温泉」は、その源泉かけ流しの露天風呂から羊蹄山を望む眺めが人気で、多くの人々が訪れています。また、羊蹄山の登山コースでは、春には色とりどりの花が咲き誇り、美しい風景を楽しむことができます。
真狩村はその豊富な自然資源を活かし、魅力的な地域づくりを進めており、持続可能な社会の実現を目指した新たな取り組みの一環として、ステラーグリーンとの協力関係を強化しています。今後、真狩村がどのように発展していくか、注目が集まります。