唐津南高等学校と地域の連携が生み出す持続可能な未来のシンボル「フラワーポットプロジェクト」

唐津南高等学校の「フラワーポットプロジェクト」報告

2024年9月21日、唐津南高等学校の虹の松原プロジェクトチームと唐津Farm&Foodが協力し、「森川海人っ体験スクールフラワーポットプロジェクト」が東唐津公民館で開催されました。このイベントは、廃プラスチックを使用したアップサイクルフラワーポットの制作と、地域住民への環境教育を目的としており、約73名の参加者が集まりました。

イベントの概要

このプロジェクトでは、参加者全員が環境意識を高められるような活動を行いました。唐津南高等学校の生徒たちは、生物多様性や循環型社会、そして持続可能な開発の教育（ESD）について自らの意見を発表し、多くの地域住民や保護者に対してその重要性を訴えかけました。

また、EPO九州とそのESD活動支援センターによる講演も行われ、今後施行される「生物多様性増進活動促進法」についての説明や、地域の生物多様性を保全するための取り組みが共有されたことも、参加者にとって貴重な学びの場となりました。

ワークショップの内容

さらに、アップサイクルフラワーポットに多肉植物を植えるワークショップが開催されました。子供たちと保護者が一緒になって、プラスチックを再利用したこだわりのフラワーポットに植物を植える作業を通じて、持続可能な社会の実現に向けた意識を高める機会となりました。これにより参加者たちは、実際に手を動かしながらリサイクルとアップサイクルの大切さを実感したようです。

参加者の声と地域の連携

今回のイベントは、佐賀県外からも参加者が集まり、長崎県や福岡県の方々も熱心に参加。フラワーポットプロジェクトを通じて、北西九州の新しいコミュニティが生まれ、環境問題の解決に向けた意識を共有しました。このように地域が協力し合う姿は、今後の環境保護活動への期待を抱かせます。

未来への展望

唐津南高校と唐津Farm&Foodは、今後も地域と協力して持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。私たちの活動が次世代へと環境意識を継承することができるよう、引き続き地域住民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。持続可能な未来に向けて、さらなる活動が展開されることを楽しみにしています。