九州の新情報発信
2018-10-04 18:04:35

中国ポータルメディアと提携した九州の新情報発信プロジェクトの始動

九州の新たな情報発信拠点が始動



株式会社コアラ(本社:大分市、福岡本部:福岡市中央区天神)は、2018年10月1日より中国の巨大ポータルメディア「网易新聞」と業務提携を結び、新たな情報発信サービス「九州チャンネル」を開設しました。

この提携により、コアラは九州内の観光情報を中国市場に向けて発信する新たなプラットフォームを提供します。网易新聞は、日本の人口の約4.5倍、5.7億人に上るユーザーを抱える影響力のあるメディアです。特に、同社は時事問題、トレンド情報、旅行、娯楽など様々なコンテンツを動画や生中継を通じて配信しており、1日あたり8億ページビューを誇ります。

九州は地理的に中国に近いにもかかわらず、関東や関西に比べると発信情報の量が不足しているという課題がありました。しかし、近年は団体旅行だけでなく、個人旅行やリピーター客が増加傾向にあります。

コアラは、インバウンド事業において数多くの実績を持つため、この提携を通じて、九州の魅力を広く発信することが可能になります。新たに設立される九州ステーションでは、生中継ライブ配信や様々な動画コンテンツを企画・制作していく予定です。

すでに行われた第一回の生中継では、大丸福岡天神店を紹介し、約90分の放送で30万人以上が視聴する好評を博しました。この成功を受けて、コアラと网易は今後、週に一度程度の頻度でライブ配信を行う計画です。九州の観光地からの情報発信や、中国市場に特化した企業の紹介など、多様なコンテンツが展開される予定です。

さらに、越境ECの開設支援も行い、中国からの顧客への購買促進を図る計画です。次回の生放送は10月中旬に予定されており、九州の魅力を世界に伝えるための重要なステップとなります。

この取り組みは、国内外における九州の認知度を高め、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。感度の高い情報発信と魅力的なコンテンツを通じて、九州の観光とビジネスを今後どのように展開していくのか、私たちの注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社コアラ
住所
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館15階
電話番号
092-726-2805

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