東京2020より未来へ、LGBTQ+とスポーツの新たな歩みを紡ぐ

東京からパリへ向けた道のり

東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に生まれた「プライドハウス東京」は、スポーツ界におけるLGBTQ+の受容を促進するために、多大な努力を重ねてきました。2021年の大会終了後も、その活動の火を絶やすことなく、様々なプログラムを展開してきましたが、今般、その3年間の歩みがまとめられたアーカイブ動画と報告冊子が公開されました。

プライドハウス設立の背景

プライドハウス東京は、全ての人々が安心してスポーツを楽しめる環境を整えることを使命としています。性の多様性を理解し、尊重するための取り組みを続けてきた彼らは、さまざまな団体や個人と協力しながら、アスリート同士の連携を深めてきました。

活動のコンセプト

「東京からパリへバトンをつなぐ」というコンセプトのもと、プライドハウスは2022年から公益財団法人日本財団からの助成を受け、研修や試合会場での情報発信など多岐にわたる活動を行ってきました。これにより、LGBTQ+の理解者や支援者の輪を広げ、安全なスポーツの環境を構築する努力を続けています。

アーカイブ動画と報告冊子の意義

この度公開されたアーカイブ動画および報告冊子は、これまでの活動を振り返り、これからの課題を視覚的・文字情報として提供するものです。多くの方にこの成果を知っていただくことで、さらなる理解と行動の促進につながることを期待しています。これらは以下のリンクからご覧いただけます。

今後の展望

プライドハウス東京は、3年間の活動を通じて多くの成果を上げる一方で、サービスの提供や安全な環境の整備において未だ多くの課題が残っています。今後も、LGBTQ+に優しいスポーツ環境の実現に向けて、様々な関係者と連携しながら取り組みを続けていく意向です。過去の成果を糧にし、多くの人々の理解を深めるための活動をこれからも展開していくことでしょう。