未来の都市を体験する「Tokyo Mirai Park」
日本科学未来館が行う「Tokyo Mirai Park」の展示が、2023年7月16日(水曜日)よりリニューアルされます。本展示は、「東京ベイeSGプロジェクト」の一環として、地域社会や企業、そして子供たちに最先端技術を体験し、未来を考える場を提供することを目的としています。リニューアル後の展示では、特に人々の生活(Life)に焦点をあてた新たな体験が用意されており、皆さんがより豊かで楽しい未来を想像するための導入となることでしょう。
リニューアル日時及び場所
- - 日時: 2023年7月16日(水曜日)10時00分より
- - 場所: 日本科学未来館(江東区青海2丁目3番6号)1階Tokyo Mirai Park内
展示内容について
今回の展示では、身体機能を拡張する技術や、身体的なハンディキャップを持つ方々が活躍できるための技術に重点を置いています。また、「SusHi Tech Tokyo 2025」とのコラボレーションによる「超人スポーツ」や、今秋に東京で開催される世界陸上やデフリンピックに関連する展示も行います。
主な展示物のご紹介
出展者: 株式会社クレアクト・国立障害者リハビリテーションセンター研究所
内容: 脳卒中や視野障害を持つ患者が自動車運転を再開するための評価・リハビリツールです。運転者の視線と頭部の動きを計測し、必要な視覚情報の取得や認知・判断が行えているかを正確に測定することができます。
出展者: 超人スポーツ協会
内容: 自転車のペダルを回しながら、仮想空間で陣地を奪い合うオンラインゲームです。1対1の全力勝負が楽しめるインクルーシブなスポーツとして、世界中のプレイヤーと対戦することが可能です。
出展者: アシストスーツ協会
内容: 作業効率を上げるための装着型サポートギアで、身体への負担を軽減します。電動と非電動のバリエーションがあり、体にかかる負荷を和らげることを目的としています。
出展者: 富士通株式会社
内容: 髪や耳、服に装着し、振動と光で音の特徴を感じる新たなユーザインタフェースです。聴者とろう者が共に楽しむ未来を目指し、協働で開発されています。
出展者: 株式会社シー・エヌ・エス
内容: 聴覚の条件が異なる人々の視点を体験するための360度VR映像が体験できるプログラムです。「聞こえない人」と「聞こえる人」が同じ風景をどう捉えるか、理解を広げることが目的です。
これらの展示を通じて、参加者は最先端の技術を実際に体験しながら、近い未来の都市生活について考える機会が提供されます。更に、今後も「VRシミュレーター」などのテクノロジーが追加展示される予定です。
本プロジェクトは「2050東京戦略」の推進に寄与し、持続可能なまちづくりを進めるための重要な取り組みです。洗練された未来の価値を体感できるこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。