茂木健一郎が神戸で語る、脳科学に基づく療育の新たな視点

脳科学者・茂木健一郎による特別セミナーが神戸で開催！

2023年3月26日（日曜日）、神戸市の「House Of Veda」にて、著名な脳科学者である茂木健一郎氏による「茂木“脳”教室」が開催されます。このセミナーは、脳科学の視点から療育や育児について掘り下げる初回イベントとなるもので、保護者や療育関連の専門家など多くの方々にとって有意義な学びの場となるでしょう。

開催概要

- 日時: 2023年3月26日（日曜日）14：30～16：00
- 会場: House Of Veda（神戸市中央区北長狭通4丁目5-4-9/ベレオ元町山手1階）
- アクセス: JR元町駅（東口）から徒歩3分
- 参加方法:

- ライブ配信: オンラインで視聴することも可能（参加費: 3,300円（税込））。申し込みはこちらから。
- 会場参加: 席数に限りがあるため、協会のHPを通じて事前に問い合わせる必要があります。詳細な情報は日本療育福祉推進協会のHPをご覧ください。

今回のセミナーは、国内における療育の質と環境の向上を目指して設立された一般社団法人日本療育福祉推進協会が主催します。この協会は、療育事業者間の連携や連帯を促進することを目的としており、特に障がいを持つ子どもたちに対して質の高い支援を提供することに力を入れています。

日本療育福祉推進協会の背景と目的

国内には約500万人の未就学児が存在し、その中には障がいを持つ約42,000人の子どもたちがいます。しかし、驚くべきことに、その10％しか適切な療育を受けていないのが現実です。このような状況下で、療育に対する社会の理解は徐々に深まりつつありますが、依然として支援事業所の数が不足しており、その質が問題視されています。

協会の設立目的には、以下のようなものがあります。

- 療育の質向上: 事業者同士が連携し、療育に関する情報やノウハウを共有することで、質の高い療育を実現。
- 経営の安定化: 児童発達支援事業の経営に関するサポートや、職員の待遇改善を図る。
- 広報活動: 児童発達支援の重要性を広めるため、メディアとの連携を強化し、社会にその意義を伝える。

具体的な活動内容

協会は、さまざまな支援を通じて療育の質を向上させようと努めています。

1. 姿勢改善プログラム: ヨガを応用した姿勢改善に取り組む保育プログラムを提供。
2. 専門家によるセミナー: 幅広い分野の専門家を招いたセミナーを企画し、保護者や関係者にとっての資源となることを目指す。
3. 広報PRの支援: 児童発達支援事業の活動やサービスを社会に向けて発信し、共感を呼ぶ努力を行っている。「広報PR推進委員会」のサポートを受けて、事業者の活動がより多くの人に知られるよう努めています。

協会の代表理事、植田真由の思い

代表理事である植田真由氏は、これまでの経験を通じて、療育の現場における諸問題に直面し、その解決に向けた行動を起こしました。彼女は2013年に神戸でヨガスクールを設立し、独自の運動理論「ヨガトレ®︎」を用いた療育の普及に努めています。

「私たちの事業の課題は、子どもたちの未来に直結します。多くの事業者が連携し、療育の質を高めていく必要があります。」と植田氏は強調しました。彼女のビジョンは、療育環境をより良いものにし、子どもたちの未来を改善することにあります。