IMAGICA EEXと地球科学可視化技術研究所、地球環境への新たな視点
株式会社IMAGICA EEXが地球科学可視化技術研究所(地球技研)との連携を強化し、地球環境をテーマにした新しい空間体験の提供を本格的に始めました。これは、2023年に発表された業務提携を基にしたもので、地球科学データの可視化を通じて公共や教育の分野に向けた革新的なエンターテインメント体験を創出することを目的としています。
共同プロジェクトの推進
EEXと地球技研は、これまでいくつかの共同プロジェクトを展開してきました。特に注目されるのが、大阪・関西万博での河森正治プロデュースによるシグネチャーパビリオンでの化石や古生物に関する監修です。また、XR技術を用いた絶滅した動物を復活させるアプリケーションの開発も行っています。
近年、エンターテインメント業界では新型コロナウイルス禍を経て、デジタルとリアルが相互作用し、テクノロジーの進化が加速しています。この環境の中で、EEXと地球技研による地球科学の可視化は、学習と体験を結びつけた新たなエンターテインメントの形として、多くの期待を寄せられています。
地球環境への貢献
地球技研は、2025年版の『東洋経済「すごいベンチャー100」』に選ばれており、その技術力と社会への実装力が評価されています。地球科学データをXRや3Dマッピングで可視化することで、公共や教育の場での活用が進められています。
一方、EEXは大阪・関西万博での多彩なパビリオンの空間演出や体験設計を手がけ、映像、空間、通信を組み合わせた革新的なコンテンツの開発に注力しています。この連携によって、地球科学データの可視化は、地球の理解を深めるだけでなく、社会課題の解決や豊かな社会の実現にも寄与することを目指しています。
お互いの思い
地球技研の所長である芝原暁彦氏は、EEXとのパートナーシップを深めることに大きな意義を感じており、双方の技術が相互に刺激し合い、新たな地球の体験方法を生み出すことを期待しています。また、EEXの代表取締役社長、諸石治之氏も、テクノロジーとアートの交差点で新しい体験を創出することが、未来を形作る鍵であると強調しています。
このように、IMAGICA EEXと地球科学可視化技術研究所の提携は、地球科学の可視化を通じて、学術、アート、産業の融合による社会的な価値の創造を目指しています。今後の展開が非常に楽しみです。
会社概要
所在地:東京都港区海岸一丁目14番2号
代表取締役社長:諸石治之
公式サイト:
https://eex.co.jp/
所在地:茨城県つくば市千現2丁目1-6
所長:芝原暁彦
公式サイト:
https://www.revj46.com/