ヤンマー建機とCADDi
2026-07-02 09:27:41

ヤンマー建機がCADDiを導入、製造業のAI活用が進展中

ヤンマー建機のAIデータ活用事例



ヤンマー建機株式会社が、キャディ株式会社が提供する製造業向けAIデータプラットフォーム「CADDi」を導入し、業務の効率化と品質向上を目指している。この取り組みは、特に設計、購買、品質管理といった多様な部門にわたり、2025年度から活用が開始されるという。しかし、この導入決定からわずか1年で明確な成果が現れ、各部門での業務プロセスが改善される状況が見えてきた。

課題とその背景



ヤンマー建機は、小型建設機械のリーディングカンパニーとして、開発から製造、販売、アフターサービスに至るまで幅広い製品を提供している。しかし、設計や購買、品質管理の各部門の情報が分断されており、必要な情報を見つけるためには膨大な工数がかかるという課題が存在していた。特に、新規図面を起こす際、類似の図面を探し出せずに無駄な時間を費やすケースが続出し、それが間接コストの増大を招いていた。また、データの活用にはベテラン社員の特別なノウハウが必要であり、全社員がその恩恵を受けることが難しい状況が続いていた。

CADDi導入による効果



CADDi導入後、各部門でさまざまな改良が見られるようになった。例えば、購買部門ではAIを活用した類似図面の検索により、部品選定にかかる時間が大幅に短縮された。具体的には、選定にかかる時間が以前の5〜10分からわずか2〜3分に削減されたのだ。また、品質保証部門においては、サプライヤー調査報告書を図面と結びつける管理体制が構築され、不具合発生時の情報伝達が迅速化した。このように、業務を支える各部門からは、効率化の手応えが見えてきている。

さらに、開発部門では図面注記や類似部品の探索が定着し、1人当たり週に1時間の業務効率化が実現されたという。このように、それぞれの部門が独自の活用法を見つけ出し、過去に比べて組織全体にデータ活用の文化が浸透し始めている。

これからの展望



ヤンマー建機では、今後もCADDiの活用を促進し、部門間の情報連携を強化することを目指している。具体的には、設計、原価企画、品質管理などの連動したデータ活用を通じて、業務のさらなる高度化を図る計画だ。また、ログイン率を20%という目標に設定し、調査習慣の定着やデータ管理の意識向上を狙う。特に業務経験の浅い社員に対しても、早期に戦力化を支援する取り組みが期待される。

石橋海氏はCADDi導入の背景について、「既存の図面を電子管理する中で、類似図面を探す手段が乏しかったため、CADDiを導入することにしました。特に、AIによって文字データを取得し、検索性が向上した点が大きかった」と語る。彼のコメントからも、業務効率や品質向上の意識が浸透していることが伺える。

まとめ



ヤンマー建機の事例は、製造業におけるAIの活用がいかに業務のプロセスを変革しうるのかを示している。今後の展望を見据え、さらなる革新とデータ活用が期待される。

CADDiについての詳細はこちら


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会社情報

会社名
キャディ株式会社
住所
東京都台東区浅草橋4-2-2 D'sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
電話番号
03-6843-3802

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