株式会社クインクエ(本社:兵庫県神戸市)は、Web制作会社向けの技術支援サービスにおける活用パターンを公開しました。近年、Web制作においては高度な技術要件が求められることが多く、制作会社が「どのタイミングで技術支援を依頼すれば効果的か」を明確にすることが不可欠です。クインクエは、これに対する解決策として、制作会社が無理なく高度な案件に取り組むことができるように、活用シーン別の具体的な案を提示しました。
技術要件の複雑化
技術領域が複雑化する中で、制作会社が直面する課題が増えています。たとえば、サーバーやクラウド(AWSなど)の構成設計、外部サービスとのAPI連携、顧客データの管理、セキュリティ要件の遵守、独自CMSの管理画面や業務システムとの連携、WAFやDNS設定といったインフラやセキュリティに関する対応が求められています。このため、多くの制作会社からは以下のような不安の声が寄せられています。
- - 技術的検証のタイミングが不明
- - 技術リスクの有無の判断が難しい
- - 見積時点での不確定要素が多い
- - 案件の受けられるか否かの境界が不明瞭
クインクエの提案する活用パターン
こうした背景のもと、クインクエが提示する活用パターンは、次のように4つのステージに分かれています。
パターン① 提案前の技術判断サポート
クライアントの要望に基づき、技術要件を整理します。具体的には、実現可能性、最適な方式、工数の見積もり、リスクの評価などを支援することで、制作会社が「技術的にどこまで可能か判断できないまま提案してしまう」といったリスクを回避します。
パターン② 要件定義フェーズの伴走
具体的な機能やフローが決まっていく段階で、技術的視点が不足すると後工程での大規模な修正が発生する恐れがあります。このため、会議に同席し技術仕様を作成したり、APIやデータ構造の整理などを通じて、制作会社が安心して要件定義を進められるように支援します。
パターン③ 実装が難しい部分のピンポイント依頼
全てを丸投げする必要はなく、特に難易度の高い技術要素のみを切り出して依頼できます。例としては、API連携だけを外部に依頼したり、特定のログイン機能の実装を任せたりすることが挙げられます。これにより、制作会社のスキルセットに応じた柔軟な協業が可能になります。
パターン④ 長期的な技術顧問
プロジェクトごとのスポット契約に加え、技術判断の相談窓口や新しい技術テーマの調査、既存クライアント案件の改善提案、内部の技術教育支援など、継続的な技術パートナーとしての利用が増えてきています。
制作会社のメリット
これらの技術支援パターンを明確にすることで、制作会社は次のような利点を得ることができます。具体的には、受注判断がスムーズになり、技術リスクを回避、見積の精度が向上します。さらに、高度な案件にも対応できることで売上機会が増えるほか、社内リソースに余裕がない場合でも安定した運用が可能になるのです。
代表のコメント
クインクエの代表取締役、矢部拓氏は「多くの制作会社が技術的に難しい案件に対し、どの段階から相談すべきか分からないという声を聞いていました。今回、活用パターンを提案することで、依頼のタイミングが明確になり、より多くの制作会社が安心して高度な案件に取り組めるようになると考えています」とコメントしています。
サービスの詳細
クインクエは、技術要件整理、API連携、クラウド構築、セキュリティ設計、技術顧問などを提供しており、主にWeb制作会社やデザイン会社、翻訳会社、マーケティング会社が対象です。詳しい情報は、クインクエの公式サイトをご覧ください。