SBSグループ、ECプラットフォーム事業に本格的に参入
近年、国内のEC市場は急成長を遂げており、2021年の市場規模約13兆円は、2030年には20兆円に達すると予測されています。この成長を背景に、様々な企業がECビジネスに乗り出しており、その中で物量や在庫管理、配送コストの増加といった課題を抱えています。
そんな中、SBSグループは、EC市場の成長に貢献するために、物理的な物流において培った経験と、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用して、最適化されたプラットフォーム「EC物流お任せくん」を開発しました。このサービスは、入庫から保管、出荷、流通加工、ラストワンマイル、さらにはサイト制作や運用、受注管理まで、EC物流の全てのフェーズをワンストップでサポートします。
「EC物流お任せくん」は商標出願中で、国内外に700を超える拠点を持つSBSグループのネットワークを活かした分散保管と出荷が特徴です。これにより、各企業の特性に応じた物流戦略を支援することが可能です。
SBSグループの代表、鎌田正彦氏は「EC物流お任せくんは、あらゆる業界のニーズに応じたサポートを提供します。2024年初頭に稼働する千葉県野田市の物流センターでは、ロボットが動き回るエリアを設け、EC物流の効率化を図ります。2030年にはこの事業の売上高を1,000億円にまで高め、当社の新たな収益の柱にしたい」と述べています。
さらに、「EC物流お任せくん」のイメージキャラクターには、俳優の長谷川博己さんが起用されました。12月26日から、テレビCMやタクシー広告、YouTubeなどでのプロモーションが始まります。長谷川さんは、このCMを通じてサービスの特徴を分かりやすく伝えたいとコメントしています。
長谷川博己さんのプロフィール
東京都出身の長谷川博己さんは、2002年の舞台「BENT」でデビュー。舞台での存在感を武器に、ドラマや映画でも活躍中です。
初主演となったドラマ『鈴木先生』で注目を集め、以降も『小さな巨人』や『まんぷく』などに出演。映画『シン・ゴジラ』では日本アカデミー賞を受賞し、さらにNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公を演じています。
長谷川さんは「EC物流お任せくん」のイメージキャラクターとして、視聴者に親しみやすさを与えながら、そのサービスを知ってもらうことを目指しています。
SBSグループの企業情報
SBSグループは1987年に設立された持株会社で、東京証券取引所プライム市場で上場(証券コード:2384)しています。物流および付帯サービスを展開し、多岐にわたる商品や配送形態に対応しているのが特長です。
詳細な情報は公式サイトにてご覧いただけます:
SBSグループ公式サイト