新防災教育VR
2017-12-14 10:39:33

新たな防災教育の形、避難体験VRモバイル版が登場!

新たな防災教育の形、避難体験VRモバイル版が登場!



災害時、特に火災に遭遇した際の適切な行動を学ぶことは非常に重要ですが、現実的にその環境を体験することは難しいものです。そんな中、株式会社理経は、VR(バーチャルリアリティ)技術を活用した「避難体験VR」のモバイル版を新たに提供開始しました。この製品は、スマートフォンとVRヘッドセットさえあれば、どこでも火災時の避難や消火体験が行えるという画期的なもので、多くの人々への防災教育の普及が期待されています。

VRの特性を活かしたリアルな体験


この「避難体験VR」では、リアルな火災現場を再現。煙が上部に溜まり、視界が悪化した状況を体験することができます。参加者は避難誘導灯を頼りに、自分で判断して非常出口を目指します。実際の避難行動を模したこの訓練は、火災時の判断力を育成するうえで非常に有効です。

また、消火体験も可能で、訓練用消火器を用いて実際に消火の動作を行います。VR映像上でホースの向きを変えながら消火剤を放射する動作を学ぶことで、リアリティのある訓練を受けることができ、消火活動の大切さを身をもって体感できます。

利便性と導入のしやすさ


モバイル版の特長のひとつは、ワイヤレス設計であること。PCとの接続が不要で、電源や通信環境がなくても利用できるため、場所を選ばずに防災訓練を実施できます。これにより、自治体や企業が手軽に導入しやすくなります。さらに、このVRソリューションは共通のハードウェアを使っているため、火災避難と消火体験を同時に実施できることも大きなポイントです。

拡張性のあるカスタマイズ


本システムは柔軟性も備えており、導入する企業や団体のニーズに合わせて、建物の内装をカスタマイズすることも可能です。これにより、より具体的な防災訓練の環境を提供できるため、参加者にとって非常に実践的な学びの場を提供できます。

防災訓練の普及を目指す


理経では、この新しいモバイル版のVRコンテンツを通じて、さらなる防災教育の普及が進むことを期待しています。2017年にリリースした「避難体験VR」は、多くの自治体や企業での導入が実現しましたが、今回のモバイル版では、より多くの場所で簡単に使用できることから、今後3年間で500セットの導入を目指しています。

規模の大小を問わず、まずは体験してみることが防災意識の向上につながります。火災避難訓練はもちろん、普段の生活の中での防災知識を深めるためにも、積極的にこのようなVR訓練を活用していきたいものです。

企業の取り組み


このプロジェクトのパートナーであるMXモバイリングは、長年の携帯電話販売の実績を背景に、法人向けにもスマートフォンや携帯電話のソリューションを提供しております。本格的な防災・安全教育の普及は、企業にとっても重要なミッションとなっており、様々な機会を通じて防災意識の重要性が広がることが求められています。

今後も、技術革新によって新しい防災教育の形が進化していくことに期待しましょう。

会社情報

会社名
株式会社理経
住所
東京都新宿区西新宿三丁目2番11号 新宿三井ビルディング二号館
電話番号
03-3345-2150

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