ローランド・ベルガーに新たな風
世界有数の戦略系経営コンサルティングファーム、
株式会社ローランド・ベルガー(グローバル本社:ドイツ・ミュンヘン)は、企業変革を支援する組織「RPT」に新たなパートナーを迎えました。その名は
呉哲民(オ・チョルミン)氏。彼は経営者、投資家、経営コンサルタントとしての豊富な経験を持ち、今後ローランド・ベルガーの日本法人において重要な役割を担います。
呉氏のキャリアと役割
呉氏は、事業会社での勤務を経て外資系コンサルティングファームで活躍してきました。国内外のクライアントに対する戦略立案やオペレーション改善、企業再生、成長支援、M&A活動など多岐にわたる業務を手掛けてきました。特に、
プライベートエクイティファンドでの経験が豊富で、前職では野村キャピタル・パートナーズにて企業投資部長を務めていました。
呉氏は、ローランド・ベルガーの
トランザクション&インベスター・サービス(TIS)にも参加し、投資のライフサイクル全体を支援する体制を強化します。これにより、企業の変革と投資活動の両方に対してより包括的なサービスを提供できるようになります。
RPTの役割とアプローチ
ローランド・ベルガーのRPTは、経営の困難を抱える企業に対する支援を行っており、その内容は暫定的な経営機能の代行や業績改善、そして組織の変革に関するものです。国内外で実績のある高品質な手法を用い、クライアントの具体的なニーズに応じてカスタマイズした支援を行っています。このハンズオン型のアプローチは、業界でも高い評価を受けているのが特徴です。
変化の時代における企業の課題
ローランド・ベルガーのシニアパートナーであり、日本法人RPTの責任者である
田村誠一氏は、現在のマクロ環境の変化を受け、日本企業が直面している課題を解決するためには、企業文化そのものの変革が必要であると述べています。また、変革の実行には専門的なスキルを持つ人材が不足している現状も指摘。企業が変革にしっかりと取り組むためには、実行のステージでの支援が不可欠です。これに伴い、呉氏の参加により、クライアントの変革ニーズに対してより充実したサービスを提供できるようになることが期待されています。
ローランド・ベルガーのビジョン
ローランド・ベルガーは、企業の競争力向上と持続的な経営の実現を目指し、今回はRPTおよびTISのサービスをさらなる拡充に努めています。2022年には日本法人における企業変革支援体制を大幅に強化し、企業が求める変革の実現に向けた支援を行います。すべてのプロジェクトにサステナビリティを組み込んでおり、持続可能な企業の成長に寄与することを目指しています。
企業情報
ローランド・ベルガーは1967年に設立以来、戦略的なコンサルティングサービスを提供しており、高い専門性と評価を得ています。顧客のニーズに応じた柔軟なアプローチが特徴であり、業界全般における変革とパフォーマンスの向上を支援しています。
さらに詳しいサービス内容や最新情報については、公式ウェブサイトやLinkedIn、そしてポッドキャスト「変革参謀」にてお知らせしています。