北海道コンサドーレ札幌とGear8が新たな挑戦へ
株式会社Gear8(本社:札幌市)と、プロサッカークラブ北海道コンサドーレ札幌が2025シーズンに向けてグローバルコミュニケーションパートナー契約を結びました。このコラボレーションは、アジア市場でのクラブの認知度向上と新たなファン層の拡大を目指しています。
Gear8の取り組み
Gear8は、北海道を拠点にアジア各国でのビジネス展開を行っており、Web制作やブランディング、マーケティング支援に特化しています。そして、タイや台湾、カンボジアを中心にした国々で、日本企業や現地ローカル企業に対しクリエイティブな支援を行ってきました。今回の協力関係を通じて、北海道コンサドーレ札幌の国際的な価値向上に寄与することを目指しています。
コンサドーレ札幌の地域密着型運営
北海道コンサドーレ札幌は、地域に根ざしたクラブ運営を行っており、特に「人づくり」「まちづくり」に力を注いでいます。このクラブは、Jリーグの中でも地域密着において先駆的存在です。最近ではアジア地域との関わりを深めており、選手の獲得や国際的なコンテンツ展開、アジアでのキャンプ実施などグローバルな視点での活動を増加させています。
また、タイ・バンコクでの若手選手を対象としたセレクションやファンイベントなどを通じて、さらに多くのファンとの交流を図っています。こうした活動は、地域に根ざしたクラブのイメージを強化し、新しいファン層の獲得につながっています。
アジアと北海道の架け橋に
今回の提携は、アジア圏と北海道の架け橋を築き、その結果、スカウトのターゲットや観光プロモーションの強化につながります。Gear8は、自社開発の観光情報発信プラットフォーム『Trippino Hokkaido』を通じて、北海道の素晴らしさをアジア諸国に発信しており、特にタイ、中国、英語圏の観光客への情報提供に注力しています。
観光地としての北海道のポテンシャルは非常に高く、最近のアジア地域での認知度向上は著しいものがあります。一方で、主要都市外の地方資源や独自の体験がまだ十分に知られていないため、この提携は新たな観光動線の創出に大きく寄与すると期待されています。
今後の主な取り組み
今後の主な計画としては、北海道コンサドーレ札幌の公式サイトの多言語コンテンツ制作、Facebookページの共同運営、そしてタイや台湾、カンボジアでのPRイベントや交流イベントをサポートするいくつかの施策が挙げられます。
このような施策を通じて、コンサドーレ札幌のファンベースをアジア圏に広げることを目指し、同時に北海道全体のブランド価値の向上に貢献する意義深い企画となるでしょう。
コメント
Gear8取締役の梅木雄太氏は「今回のパートナーシップを通じて、コンサドーレ札幌様の魅力をグローバルに発信し、より多くの海外ファンと架け橋となるべく努力していきます。スポーツを通じた国際交流の可能性を広げ、共に新たな未来を築いていけることを楽しみにしています」と述べています。
コンサドーレのパートナー事業部も「Gear8様との連携で、北海道を舞台にした魅力を世界に届けていくことを楽しみにしています」と期待を寄せています。今後の展開に注目が集まります。