沖縄の豊かな自然を感じる一冊
沖縄の美しい風景と、その中で息づくガジュマルの魅力を凝縮したフォトブック『逢いに行くガジュマル OKINAWA』が、株式会社南都によって発刊されることとなりました。本書では、沖縄本島や伊江島で育つ115本のガジュマルを、写真家・小町剛廣氏が撮影した作品を通して紹介します。
不思議な形をしたガジュマルは、沖縄の風景の中で独自の存在感を示しています。長年にわたり小町氏が撮影した樹々は、一つとして同じ姿を持たず、人々の暮らしの中に深く根付いてきました。ガジュマルの姿を通して、その背後にある自然や文化を感じながら、私たちがどのようにこの特別な木と向き合い、共存してきたかを考える機会を提供してくれます。
ガジュマルの物語と県民の絆
本書を通じて得られるのは、単なる自然の写真だけではありません。沖縄県民から寄せられた「残したいガジュマル」という情報や、それにまつわる思い出が織り込まれています。ガジュマルにまつわるエピソード、例えば子供の頃の遊び場や地域の伝説、家庭の記憶を共有することで、読者は木そのものを越えた、地域の歴史や文化を感じることができるでしょう。
「生きている・本物に・あなたが」逢いに行くことがテーマとされており、これはただの観光地としての訪問ではなく、本物の自然との対話を促すメッセージです。屋外で育つガジュマルに直に触れることで、その存在の大切さを実感し、体感することができます。
南都グループの55周年とガジュマルプロジェクト
南都は2026年、設立55周年を迎えます。この記念すべき年に、沖縄への感謝を表現するために始まったのが「ガジュマル記録プロジェクト」です。このプロジェクトは、将来的に大切なガジュマルを守り、後世に伝えるために立ち上げられました。沖縄の自然とともにゆっくりと育ったガジュマルの姿は、歴史やコミュニティと結びついており、次の世代に残していく必要があります。
フォトブックの詳細
フォトブック『逢いに行くガジュマル OKINAWA』は、2026年11月に刊行予定です。A5サイズ、カラー版の全128ページには、沖縄本島と伊江島を舞台にした115本のガジュマルが美しい姿で収められています。価格は2,200円(税抜価格2,000円)で、沖縄県内の書店やアスムイハイクス、さらにはガンガラーの谷でも購入できるので、ぜひ手に取ってみてください。
結び
このフォトブックをきっかけに、沖縄のガジュマルに目を向け、多くの人々がその存在を大切にし、何かを感じ取ることを願っています。沖縄の自然と、人々の暮らしの中でのガジュマルの役割、それにまつわる物語を知ることで、私たちの生活に新たな視点を持つことができます。ガジュマルと触れ合うことで、私たちは身近な自然を理解し、その美しさを未来へと繋いでいくことができるでしょう。