KADOKAWAがクリエイターを東京ゲームショウ2025に招待
株式会社KADOKAWAが運営するYouTubeのMCN、「クリエイターサポートプログラム(CSP)」は、2025年9月25日から28日に開催される「東京ゲームショウ2025」に、約100名のクリエイターを招待することを発表しました。このイベントは、ゲーム業界の最新トレンドを体験できる貴重な機会となります。
東京ゲームショウ2025とは?
「東京ゲームショウ」は、1996年に初めて開催された中国最大のゲームイベントで、BtoBとBtoCの両方の機能を併せ持っています。開催期間は4日間で、それぞれの前半2日間はビジネスデイとして業界関係者に開放され、後半2日間は一般の来場者も入場可能となります。2025年の東京ゲームショウは出展社数、出展スペースともに過去最大規模での開催が予定されています。
CSPの役割
CSPは、YouTubeが提供するMCN機能に加え、KADOKAWAが独自に開発した二次利用管理・収益分配システムを基盤とするサービスで、クリエイターや権利者に新たな収益やPR機会を提供します。2022年3月より提供が開始され、現在では600チャンネル以上、累計登録者数は6000万人を超えるまでに成長しています。KADOKAWAは「世界の才能と感動をつなぐクリエイティブプラットフォーマーへ」というビジョンの下、CSPを推進しています。
この取り組みでは、クリエイターは自らのアートやコンテンツを二次利用許可のもと、さまざまな形で発信することが可能となり、業界全体の活性化に寄与することを目指しています。CSPのクリエイターは、イベントでの体験をSNSなどを通じて広く発信し、その結果、東京ゲームショウと出展企業の認知度を高めることに繋がるでしょう。
インフルエンサーとのコラボレーション
東京ゲームショウでは、出展企業がインフルエンサーとの連携を強化しています。この流れに乗り、KADOKAWAもクリエイターを招待することで、より多くの視聴者に魅力的なコンテンツを届けることを目指しています。昨年の成功を受けて、今回はMCNや事務所向けのクリエイター招待区分が引き続き設けられ、さらなる盛り上がりが期待されています。
クリエイターたちは、参加することで制作活動がより活発になり、ファンとの新しい繋がりを築く良い機会にもなるでしょう。また、KADOKAWAはこの取り組みを通じて、若いクリエイターたちが新たな収益の流れを得られることを期待しています。
結論
KADOKAWAの「CSP」による今回の招待は、クリエイターにとって自身の作品を広くPRする絶好のチャンスであり、ゲーム業界全体にとっても新たな交流の場となります。東京ゲームショウ2025が期待される理由は、ゲーム業界の最新情報やトレンドを一堂に体験できることに加え、多彩なクリエイターがその魅力を発信するからです。今後も、ゲーム業界はこうした取り組みを通じて、さらなる進化を遂げていくことでしょう。