日本と韓国のeスポーツ連携が強化！アジア競技大会に向けた覚書締結

日本と韓国のeスポーツ連携が強化！

一般社団法人日本eスポーツ連合（JeSU）は、韓国eスポーツ協会（KeSPA）との間で2026年に愛知・名古屋で開催予定の第20回アジア競技大会に向けた覚書を締結しました。この覚書は、両国のeスポーツ分野の発展を目指すものであり、今後の具体的な実施内容について協議を進めていく予定です。

eスポーツの先駆者としてのKeSPA

KeSPAは、2000年に韓国文化体育観光部の承認を受けて設立され、世界的なeスポーツの中央競技団体として位置付けられています。彼らはこれまでに数多くの国際大会を成功させ、特に2014年にソウルで開催された「League of Legends World Championship」などでその実績を証明しました。また、アジア地域におけるeスポーツの発展を支える重要な役割を果たしてきました。

長い交流の歴史

日本と韓国は、2007年に日本eスポーツ協会設立準備委員会が「eスポーツ日韓戦」を開催するなど、長い間eスポーツ領域での交流を続けてきました。このような背景もあり、両団体の関係は非常に親密です。覚書の内容は、eスポーツ競技の成功に向けたノウハウの交換、文化交流の促進、全球的な取り組みへの共同対応などが含まれており、協力体制をさらに強化することが確認されています。

JeSUの活動目的

JeSUは、国内外の団体との連携を強化し、日本におけるeスポーツの振興を進めることを目的としています。また国民の健康および社会・経済の発展に寄与するため、様々な活動を展開しています。このプロセスの中で、関連企業や団体との連携も密に行い、eスポーツの普及と発展を支える基盤を作りつつあります。

会長らのコメント

JeSUの早川英樹会長は「韓国との協力が不可欠であり、2026年のアジア競技大会が成功するよう努力したい」と語り、KeSPAのキム・ヨンマン会長も「この覚書により両団体の関係が新たな段階へと引き上げられる」と期待を寄せています。

今後の期待と展望

今後は、両団体の協議を経て具体的なプランが決定される予定です。アジア競技大会に向けて、日本と韓国のeスポーツ界がどのように連携し、発展していくのかが注目されます。この取り組みがeスポーツ全体に与える影響にも期待が寄せられています。

日本eスポーツ連合は、引き続き様々な企業や団体と連携し、eスポーツの振興に努めていく方針です。これにより、国内外の選手が活躍する舞台を整え、eスポーツのさらなる発展が促進されることでしょう。