高尾山のリユース弁当
2022-04-20 10:00:18

高尾山で始まったリユース型お弁当プロジェクト「FOR EARLY BIRDS」

高尾山での新しい環境保全プロジェクト



高尾山で、環境保全に寄与するリユース型のお弁当プロジェクト「FOR EARLY BIRDS」が2022年4月20日よりスタートしました。この取り組みは、アウトドア・フードジャーを活用し、自然の中に持ち込まれるゴミの削減を目指しています。プロジェクトを主導するのは、東京都文京区に本社を置くFEB合同会社で、代表の唐崎圭氏がその推進役を担っています。

リユース型お弁当の背景



高尾山は観光地として多くの人が訪れますが、同時にオーバーツーリズムの問題やゴミの持ち込みが課題となっています。高尾山を拠点にしたクリーンアップ活動を続ける中、ゴミが減少しない理由として、アウトドアでの食事や持ち込み食品によるプラスチックやビニールのごみを多く見かけることが明らかとなりました。この問題を解決するために、持続可能な仕組みを作り出し、地域の人々が気軽に参加できる環境づくりを目指しています。

FOR EARLY BIRDSの理念



このプロジェクトの主な目的は以下の通りです:
1. 自然環境に持ち込まれるゴミを減らすこと。
2. 事前に予約したお弁当を提供することで、フードロスを削減すること。
3. ビジネスの収益を使って、クリーンアップ活動や植樹などの環境保全を持続可能にすること。
4. 地産地消のスタイルで食材を提供し、新しい食文化を創造すること。
5. 高尾山を起点に、このカルチャーを全国の自然景勝地に広めること。

具体的なサービス内容



「FOR EARLY BIRDS」では、事前予約制で新鮮な地産の食材を使用したお弁当を提供しています。このお弁当は、アウトドア・フードジャーを使用して提供され、食べ終わった後は返却されて再利用されます。こうした仕組みによって、環境への負担を最小化しつつ、美味しい食事を楽しんでもらおうというコンセプトが実現されています。

お弁当の具体例



例として、Mt. TAKAO BASE CAMPで提供されるお弁当が挙げられます。これは、季節の食材を使った炊き込みご飯をベースに、料理長が選定したお肉かお魚を用いた燻製おかず、八王子の新鮮野菜や自家製ぬか漬けが添えられた、山の恵みを感じることができる一品です。価格は1,500円(税込)で、事前に予約が必要です。

販売店とパートナーシップの募集



お弁当の販売は、MT. TAKAO BASE CAMPをはじめ、タカオネでも行われます。この取り組みに賛同いただける飲食店や宿泊サービスを展開する事業者のパートナー参加も募集中。既存のメニューをテイクアウト用にアレンジすることで、フードロス削減や新たな売上の機会が得られ、地域貢献にもつながります。

会社の背景



FEB合同会社は、2022年に設立され、環境保全に基づくビジネスを推進しています。プロジェクト「FOR EARLY BIRDS」は、その理念を実現するための重要なステップです。高尾山を訪れる方々が、豊かな自然を守りながら楽しむことができるよう、シンプルながらインパクトのある取り組みを展開しています。詳細な情報やパートナーシップに関心のある方は、公式サイトにアクセスしてください。

高尾山でのリユース型お弁当プロジェクト「FOR EARLY BIRDS」は、環境を守りながら、美味しい食事を楽しむ新たなカルチャーの形成を目指しています。これからも多くの人々にこの活動が広まることを期待しています。

会社情報

会社名
FEB合同会社
住所
東京都文京区本郷2-39-7-203
電話番号

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