自治体業務を革新する「Govlong」が登場
ウイングアーク1st株式会社が、10月9日より自治体向け業務支援ソリューション「Govlong」を提供開始しました。この新しいソリューションは、自治体情報システムの標準化を促進し、内部情報のデジタル化、さらには住民や事業者へのサービス提供の向上を目指しています。これにより、全国の地方自治体が直面している業務の負担軽減と住民サービスの向上が期待されています。
自治体の現状と課題
全国には1,700以上の地方自治体が存在し、それぞれが独自の情報システムを使用して業務を行っています。このため、制度改正や維持管理の際には個別の対応が必要となり、コストや作業負担が増してしまいます。その結果、全体的なサービス向上に向けた取組が難しくなるという課題が浮き彫りになっています。こうした現状を打破すべく、政府は2025年度末までに「ガバメントクラウド」を活用し、標準準拠のシステムへの移行を進めています。
「Govlong」の特長
新たに提供される「Govlong」は、長年にわたり自治体向けに帳票基盤ソリューションを提供してきたウイングアーク1stの経験を基にしています。特に、以下の3つの主要機能を持っています。
「自治体情報システムの標準化・共通化」が求められる中、EUC機能を使って様々な業務システムを補完します。
自治体の文書流通をペーパーレス化するためのマルチベンダー対応の電子決裁基盤を提供し、内部事務ソリューションも展開予定です。
公共施設予約システム「ラクリザ」の開発を行い、実証実験を通じて質の高いサービスを提供します。
今後の展開
ウイングアーク1stは、2026年度末までに約800の自治体への「Govlong」の導入を目指しています。また、北九州市や和泉市との協力を通じて、さらに充実した業務ソリューションの提供を図り、自治体の持続可能性に貢献することを計画中です。
自治体のニーズに応えるため、サブスクリプション型での価格設定を行い、多様な要求に柔軟に対応していきます。興味のある方はぜひウイングアーク1stに問い合わせてみてください。
お問い合わせ先
ウイングアーク1st株式会社
東京都港区六本木三丁目2番1号六本木グランドタワー
TEL: 03-5962-7300
お問い合わせフォーム
詳細な情報は、ウイングアーク1stの公式SNSやウェブサイトでもチェックできます。自治体業務の新たなスタンダードとして「Govlong」がどのように役立つのか、ぜひ注目してみてください。