企業と研究者を繋ぐオンラインコミュニティ「academmune」の誕生
株式会社インフォマート(東京都港区、代表取締役社長:木村慎)とアカデミスト株式会社(東京都新宿区、代表取締役CEO:柴藤亮介)は、共同でオンラインコミュニティ「academmune(アカデミューン)」を設立することを発表しました。この新たなコミュニティは、2026年4月から本格的に運用される予定です。
「academmune」の目的とは?
「academmune」は、研究者と企業が気軽に情報を交換できる場を提供し、従来の「共同研究」や「出資」といった具体的な目的ではなく、相互理解を深めることを重視します。この取り組みを通じて、研究者のビジョンに基づく、自然なコミュニケーションを促進し、気づいたら相談し合う関係性の構築を目指します。
近年、オープンイノベーションの重要性は増しており、企業と研究者が会う機会も増加しています。しかし、実務的な交流が先行するあまり、双方の文化や価値観を理解することなく話が進んでしまいがちです。これにより、言葉のすれ違いや期待値のズレが生じることが多く、企業とアカデミアの分断が進んでしまっています。そのため、長期的な視点で関係を構築できる土壌作りは不可欠です。
academmuneの特徴
「academmune」は年間を通じて運営されるオンラインコミュニティで、研究者と企業の関係性を基盤から構築します。名前の由来は、「academy(学術)」と「commune(親しく交わる・共同体)」の組み合わせから来ています。また、活性化策として、月例イベント「academmune Meetup」と企業向けの季刊誌「academmune Magazine」を展開していく予定です。
academmune Meetup
「academmune Meetup」では、発表や商談を行わずに自然な対話を促進する場として、月に一度の交流イベントを開催します。初回の「academmune Meetup #1」は2026年4月24日(金曜日)に開催され、研究者と企業の各25名、合計50名の限られた参加者で構成されます。
academmune Magazine
季刊誌「academmune Magazine」では、研究者と企業の関係性や連携について取り上げ、Meetupの議論の起点とすることが目的です。創刊号は2026年4月の発行が予定されています。このように、継続的な接点を持つことで、企業と研究者の関係を深める文化を育てていきます。
キックオフイベントの詳細
「academmune」の本格的な始動に際し、完全招待制のキックオフイベント「academmune Meetup #1」が行われます。場所は東京都千代田区の大手町ビル6階にあるInspired.Lab DTSスペースで、18:00から20:30の予定です。このイベントでは、創刊号の「academmune Magazine」に関連した対話セッションやネットワーキングが実施されます。
両社の意気込み
アカデミストの柴藤氏は、研究者と企業の連携が「何をするか」から始まるのではなく、互いの理解から始まるべきと述べ、このオンラインコミュニティ「academmune」の意義を強調しています。また、インフォマートの木村社長は、産学連携の新たな形として「academmune」を通じて新しい価値を生み出す場の実現に期待を寄せています。
この「academmune」を通じて、企業と研究者の交流がより豊かになり、共に新たな知識や価値を創出できることを願っています。