地域課題解決の新たな挑戦 - UDC2020の詳細
今年度、新たに「アーバンデータチャレンジ(UDC2020)」が始まりました。このコンテストは、地域のさまざまな課題に対処するためのアプリケーションや活動を募集するもので、全国の35都道府県で行われています。特に注目すべき点として、これまでの一般部門に加え、新たにビジネス・プロフェッショナル部門が設けられ、より多様な参加が促されています。
UDC2020についての概略
UDCは2013年からスタートし、地方自治体などが持つ社会基盤情報の利用促進を目的としています。オープンデータの活用が鍵となり、地域特有の課題解決を目指すアプリケーションや各種活動が対象となります。また、公共施設や地域環境の改善に向けたシビックテック活動も支援されています。
特に2018年から開始された「土木学会インフラデータチャレンジ(IDC2020)」との共同開催により、インフラ分野に焦点を当てたデータの利活用が求められており、この新しい試みも注目されるポイントです。
コンテストの特長
1. 多様な作品形式
UDC2020ではアプリケーションの開発に留まらず、データやアイデア、アクティビティ(既存アプリケーションの横展開など)など、様々な形での応募が可能です。また、参加資格も非常に幅広く、個人・法人・任意のグループが対象となります。さらに、他のコンテストで発表した作品の応募も歓迎されています。
2. 新設されるビジネス・プロフェッショナル部門
新たに設けられたビジネス・プロ部門では、商用サービスを利用した作品や学術的な研究成果などが求められます。特に、IDC2020と共同で行われるこの部門では、土木インフラの分野に特化した創造的な提案が期待されています。
3. 豪華な賞金と特別賞
UDC2020では、賞金総額が200万円に達し、金賞として50万円、新設されたビジネス・プロ部門でも最大20万円が用意されています。また、自治体特別賞や学生奨励賞などの特典もあり、さまざまな才能が報われる機会が提供されています。
コンテストの日程
- - 10月14日: 作品募集ページの開設
- - 11月14日: UDC2020中間シンポジウムにて募集要項の説明
- - 12月26日: 作品概要の締切
- - 1月29日: 作品の応募締切(概要応募者のみ)
- - 2月中下旬: ファイナリスト選出
- - 3月13日: 最終審査会の実施
応募資格と留意点
応募は個人、法人、任意グループいずれもOKですが、同じ主体からの応募には制限がかかる場合があります。また、応募される作品は公開可能なものとされます。
公式ウェブサイト
詳細な情報や応募方法に関しては、UDC2020公式ウェブサイト
こちら をご覧ください。
地域課題解決に向けた取り組みが進む中、多くの方々の創造力と知恵が試されるこのコンテストに、ぜひご参加ください!