「daitai art map」第二弾が更新!
2025年12月31日を見据えた「daitai art map」の第二弾が、全国のオルタナティブでユニークな芸術活動を可視化していく取り組みとして公開されました。このプロジェクトは、株式会社Tocasiが推進し、東京都千代田区を拠点に展開されています。
「daitai art map」について
「daitai art map」は、アートや文化、地域に根ざした多様な活動を“だいたい”というコンセプトでマッピングし、アーカイブするものです。企画運営は卯城竜太、池田佳穂、長谷川知栄の3人が行い、実績や活動を持つ多様な人々の創意にあふれた取り組みを紹介しています。
このプラットフォームは、様々な現場における小規模な試みを記録するとともに、全国の芸術活動や文化を“だいたい”という形でつなぎ直し、出会いやネットワークを育む場となることを目的としています。
第二弾の主な更新内容
第二弾では、以下の展開が行われています。
- - 新たなアート活動の追加: 栃木、奈良、鳥取、山口などの地域から新たなアートスペースが追加され、今後もさらなる地域を順次追加予定です。
- - ローンチイベントの実施: 2025年6月14日に東京都墨田区の「京島駅」で開催されたローンチイベントでは、全国から集ったリサーチャーたちが対話を通し、各現場が抱える問題意識や「代替」や「大体」など、プロジェクトに対する多様な視点を共有しました。この模様は、記事として前後編にわけて掲載されています。
知的交差点の形成
新たに追加されたセクションでは、批評記事や対談、現地座談会を通じて、アートの枠を超えた知的な対話の場を形成しています。第1弾で美術史家・富井玲子氏の論稿が紹介された後、第2弾では近現代日本美術史専門の阿部優哉氏による論稿が登場し、歴史的かつ地域間を超えた洞察が提供されます。
未来への展望
「daitai art map」がスタートしたのは2025年の5月。第二弾では、多くの協力者と共に“始動の年”の締めくくりを図り、2026年に向けた新たなテーマ『地図から対話へ』を掲げています。小さな営みから生まれる“だいたい”の感覚で地域をつなぎ、対話と共創を進めることを目指します。
最後に
今後の「daitai art map」の展開に、ぜひご注目ください!私たちは、地域を越えたアートのネットワークを築き、新たな文化の息吹を感じる場を提供します。株式会社Tocasiの取り組みにご期待いただき、さらなる交流の機会を楽しみにしています。