株式会社RUNTEQが運営するプログラミングスクール「RUNTEQ」は、AIが進化する中で求められるエンジニアの育成を目的に、2025年10月にカリキュラムを全面見直しを行うことを発表しました。このリニューアルは、AI時代においてエンジニアが実践的な力を身に付け、自らプロジェクトを推進できる能力を育てるのが狙いです。
近年の技術革新により、エンジニアの役割は従来の単なるコーディングを越える変化が求められています。AIによって生成されたコードを適切に評価し、修正するスキルはもはや必須となりました。そのためRUNTEQは、「理解」から「実践」にシフトすることで、時代に合った学習法を導入します。以下でその概要をご紹介します。
主なリニューアルポイント
1. 現場で使えるスキルの習得
新たに導入される学び方ガイドは、基礎から応用までの各ステップで明確な指針を提供します。これにより受講生は何を学ぶべきか、どうスキルを活用するのかが一目で分かるようになります。また、React、Webセキュリティ、アルゴリズムなど、AI時代に必須のスキルを体系的に取得できるようカリキュラムを構成しました。
2. 自己分析能力の強化
デバッグプロセスを体系的に学ぶ新コンテンツにより、単なるエラー解消にとどまらず、根本的な原因分析や仮説検証を実践的に学ぶ機会が設けられます。これにより生成AIが生成したコードでも、自ら問題に対処できる力を養います。
3. プロジェクト推進力の育成
卒業制作では、ReactやDockerを用いて開発環境の構築が求められます。ライブラリ選びや実装方針決定も自分自身で考えることを重視し、実際の開発現場に近い体験が得られるよう工夫しています。さらに、RUNTEQ独自のAI講師によるサポートも受けることができ、自立したエンジニアとしての力を磨くことができます。
4. モチベーションを維持する仕組み
学習カリキュラムは複数の細かいステップに分かれ、各フェーズでの成長を視覚的に感じられるようにデザインされています。これにより受講生は学ぶ喜びを感じながら、モチベーションを高く保つことができます。
受講料の改定について
新しいカリキュラム導入にともなう受講料は、2025年10月より以下のように改定されます。
- - 改定前:550,000円(税込)
- - 改定後:657,000円(税込)
この受講料の改定はRUNTEQの充実した学習環境を維持するために必要なものです。質の高い教育プログラムの提供に向けた投資とし、受講生にさらなる価値を届けるための決断です。
サポート体制の強化
RUNTEQでは、スキル習得と並行して、企業文化や職場環境に適した人材育成にも力を入れています。独自の教材とキャリア支援制度を通じて、受講生が円滑に転職を果たせるようなサポートを行っています。年間280件以上の勉強会を開催し、学びのコミュニティも強化しています。
このように、RUNTEQは「基礎が強く、AIを使いこなし、応用できるエンジニア」となるための環境を整え、受講生が実際の現場で活躍できる力を身につけられるよう尽力しています。卒業生はその後も進化し続けるカリキュラムを無料で受講できるため、いつでも最新の技術を学び続けることが可能です。RUNTEQは、すべての受講生に一生涯の学びを提供することを目指しています。