自動車の未来を見据えた革新技術が集結
2026年1月21日から23日まで、東京ビッグサイトで「オートモーティブワールド2026 第12回自動車部品&加工EXPO」が開催されました。 この展示会では、自動車産業における新たな技術の取り組みが紹介され、株式会社ロビットの出展が注目を集めました。ロビットは、AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させた革新的な製品を展示し、業界内での自動化を促進する可能性を示しました。
展示された注目製品「TESRAY」
ロビットが披露したのは、外観検査を自動化するためのソリューション「TESRAY(テスレイ)」です。従来の検品工程では人間の感覚に頼る部分が多く、自動化が難しいとされていましたが、TESRAYはその課題を克服すべく開発されました。
TESRAY Sシリーズ
TESRAY Sシリーズは、立体形状の工業製品に特化した高速・高精度のAI外観検査ロボットです。通常の多関節ロボットでは困難なタクトタイムを実現し、動作とAI分析を緊密に連携させることで高品質な検査が可能になります。
このロボットは、塗装品の模様やムラをAIが的確に識別できるため、熟練工による判断に代わる客観的な評価を提供します。また、検出した異常情報をもとに、製造工程の改善に活用することができるのも大きな強みです。
TESRAY Gシリーズ
一方、TESRAY Gシリーズは、ナッツや小魚といった食品から、金属ワッシャや樹脂ペレットなど小型工業部品の大量検査に適応したソリューションです。このシステムは、空中落下時に対象物を全方位から検査する能力を持ち、異常の程度を4段階で判定することが可能です。この柔軟性は、製造プロセスの最適化に寄与し、歩留まりを最大限に向上させることが期待されています。
展示会の反響と意義
展示会期間中、ロビットのブースに訪れた来場者は1,000名を超え、活発な議論が展開されました。製造現場の課題を抱える多くのユーザーからの生の声を聞くことができ、具体的な運用イメージを共有する貴重な機会となりました。この対話を通じて、ロビットがより実践的な支援を行えるよう努める意義を再確認しました。
自動車産業の製造DXや品質管理自動化に対する関心が高まる中、ロビットは市場の期待に応えるため、より一層の技術研究と開発に力を入れていくことでしょう。
今後も、ロビットの技術が自動車部品業界に与える影響に目が離せません。切迫した需要に応えるための技術革新が、どのように進展していくのか、これからの展開が待たれます。
株式会社ロビットの概要
株式会社ロビットは、東京都板橋区に本社を置き、2014年に設立されました。ロボットや精密機器、関連するハードウェア及びソフトウェアの設計、製造、販売を行っています。彼らの公式サイトでは、研究開発の最新情報や製品詳細が紹介されています。
ロビット公式サイト