ジオリンクジャパンの新展開
株式会社ジオリンクジャパンは、新たに超高感度のズーム機能を持つデュアルカメラ「WCAM001GL」の取扱いを開始しました。この製品は、光学20倍ズームを搭載した可視光カメラと高分解能の赤外線カメラを統合した画期的な機器です。
高い性能の秘密
可視光カメラは、SONY製の207万画素CMOSセンサーを搭載し、ISO感度が100万でもカラー映像をクリアに撮影可能です。また、赤外線カメラには640×480素子の非冷却マイクロ・ボロメーターが装備されており、温度分解能は最高30mKを実現しています。これにより、低照度でも高い精度での画像が得られ、様々な現場での利用が期待されます。
幅広い活用シーン
このデュアルカメラは、人命救助や捜索、監視活動、さらにはトンネルや暗所での点検など、数多くの用途に利用可能です。特に災害時にはその性能が重要な役割を果たすでしょう。また、産業用無人航空機への搭載も容易で、既存のカメラとの置き換えも行えます。
コンパクトで使いやすい設計
WCAM001GLは、横幅140mm、高さ120mm、奥行き160mmのコンパクトなボディを持ち、軽量でわずか1.3kg。さらに、HDMI出力を通じて1080P/30fpsでの高画質映像出力も可能です。 3つのモード(モノクロ、反転モノクロ、カラー)から選べるため、用途に応じた表示切り替えが簡単に行えます。
制御の柔軟性
使用者は汎用のプロポを通じてズーム画像の倍率調整やフォーカス調整、感度調整ができるため、操作性も非常に良好です。また、IP64の防塵防滴性能を備えており、様々な環境条件でも安定した性能を発揮します。
未来への展望
ジオリンクジャパンは、この製品を産業用無人航空機にインテグレートし売り出す一方、インフラ点検や交通量調査、24時間監視など多岐にわたる用途での販売を予定しています。また、今後は測量業界などでの人手不足という課題を解決するため、持続可能な地理情報基盤の構築も進めていく方針です。
このデュアルカメラの導入により、我が国の地理情報システムの革新と、無人航空機技術の新たな発展が期待されます。ジオリンクジャパンは、より正確で統合された地理空間プラットフォームを実現するため、今後もさまざまな関連製品の提供を進める予定です。実際の映像を見ることでその実力を感じ取ることができるので、参考動画もチェックしてみてください。
お問い合わせ先
製品に関する詳細情報は、株式会社ジオリンクジャパンの担当窓口にお問い合わせください。
電話:075-706-5557(本社)
担当:稲田
電話:080-9741-0057
E-mail:
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