2025年12月7日、東京の代々木で開催された「給食の鉄人🄬2025決勝大会」において、千趣会チャイルドケアが運営する「えがおの森保育園・あさがや」から4名の園児が初めて子ども審査員に挑戦しました。この大会は、幼稚園や保育園の栄養士や調理師が腕を競い合い、幼児向けの給食の質を向上させることを目的として、全国規模で行われています。
「給食の鉄人」は、給食の質を高めるための取り組みが年々評価され、今年で5回目を迎えました。参加施設から寄せられた多くのレシピの中から厳選された6チームが決勝に進出し、各チームが調理やプレゼンテーションを通じてその魅力をアピールしました。
例年は、料理の専門家や食に詳しい著名人が審査を担当してきましたが、今回の大会では「子ども自身の意見を反映させたい」という主催者の意向により、子ども審査員を導入しました。これにより、子どもたちが食育に対する理解を深める機会を得るとともに、彼らの素直な感想が給食制作において重要な役割を果たすこととなったのです。
「えがおの森保育園」では、食育活動を非常に大切にしており、日々の献立や活動に力を入れています。2023年から「給食の鉄人」へ協賛していることがきっかけで、今回の審査員参加が実現しました。大会当日は、園児たちは興味を持って試食をし、自らの言葉で感想を述べたり、料理について議論したりするなど、新しい経験を積むことができました。
園児たちの率直な感想は、大人たちにも新たな視点を提供し、食育に対する貴重な学びをもたらしました。この経験を通じ、「えがおの森保育園」は今後も質の高い給食を提供し、子どもたちの健やかな成長を支える食育活動の推進に尽力していくことでしょう。
この取り組みは、千趣会グループが大切にしている「社会に貢献する」という理念とも密接に関わっており、企業としての存在意義を再確認する場ともなりました。今後も子どもたちを支えるため、様々な活動を展開し、保護者と連携を強化していく所存です。