コリアーズの不動産予測
2026-04-09 10:45:51

コリアーズが発表した2026年のグローバル不動産投資動向分析

コリアーズが発表した2026年のグローバル不動産投資動向分析



大手不動産コンサルティング企業であるコリアーズ・インターナショナル・ジャパンが、新たに「グローバル キャピタルフロー | 2026年3月」というレポートを発行しました。このレポートでは、2025年の不動産投資の実績をもとに、地域別やセクター別の投資動向、クロスボーダー資本の流れ、資金調達環境の変化、そして2026年のマクロ経済および金融環境の予測が示されています。

世界の不動産投資実績



2025年のデータによれば、世界の不動産投資額は前年比で8.2%の増加を記録し、回復基調に入っています。特に北米地域では15.4%の高い成長を見せており、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域も8.6%の増加を達成しました。一方、APAC(アジア太平洋地域)ではわずか1.7%の増加にとどまりましたが、日本やオーストラリアといった主要市場においてはしっかりとした投資活動が展開されています。これにより、投資家たちは主要市場に対する信頼を引き続き保持しています。

クロスボーダー投資動向



クロスボーダー投資の受け皿としては、EMEAが引き続き中心的な地位を保っています。しかし、日本とオーストラリアはそのシェアを拡大し、過去5年間の平均を上回る水準で重要な投資先となっており、その存在感が高まっています。これにより、グローバルな投資家はアジア市場にも目を向けるようになっています。

セクター別の投資動向



今回のレポートでは、セクター別の投資活動も詳細に分析されています。特に集合住宅セクターは、全体の約25%を占め、最も大きな投資セクターとなっています。次いで産業用不動産やオフィスが続いており、特にオフィス部門は2025年の下半期に急速な回復を見せました。商業施設に関しても各地域で回復傾向が見え、データセンターは新たなアセットクラスとしての存在感を強めています。

資金調達環境の変化



また、2025年には世界の不動産資金調達額が前年比で28.9%増加し、過去7年間で3番目の高水準を記録しました。この伸びは、オポチュニスティック型やバリューアッド型のリスクオン戦略が全体の過半数を占める中、データセンター向けの資金調達が特に急拡大しているためです。AIやデジタル化による投資家の需要の高まりがこのトレンドを支えています。

2026年の市場展望



2026年に向けては、世界経済は全体的にプラス成長が見込まれていますが、地理的および市場間での格差が拡大する予測があります。金融政策や金利の動向、地政学的なリスクは引き続き投資判断に大きな影響を与え、資本の配分が成功するかどうかが鍵になるでしょう。コリアーズは、このレポートを通じて、投資家やオーナー、デベロッパーが変化するグローバルな投資環境において、より戦略的な不動産投資判断を行うための視点を提供することを目指しています。

コリアーズの紹介



コリアーズはナスダックとトロント証券取引所に上場する世界的な不動産サービス・コンサルティング企業です。70カ国以上で展開し、資産運用も含めた多岐にわたるサービスを提供しています。東京と大阪には100人以上の専門家が在籍し、国内外のクライアント向けに広範な不動産関連サービスを展開しています。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。


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会社情報

会社名
コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内3-2-3丸の内二重橋ビル18階
電話番号
03-4572-8600

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